Semiconductor Industry Association(SIA:米国半導体工業会)は3月6日(米国時間)、2025年1月の世界における半導体売上高が前年同月比17.9%増、前月比1.7%減の565億ドルとなり、1月としての過去最高値を更新したことを発表した。
SIA社長兼CEOを務めるジョン・ニューファー(John Neuffer)氏は、「2024年に過去最高の年間売上高を記録した後の2025年1月も前月比ではわずかに減少したものの、勢いは維持しており、1月の月間売上高としては過去最高を更新した」と、半導体市場が相変わらず好調を持続させていることを強調している。
また、市場の動きについては、「前年同月比で見た場合、9か月連続で17%以上の増加を続けている。1月の伸びは米州での売上高が前年同月比50.7%と大きく伸びていることが背景にある」との分析を示している。