以前は一同左側で通行していた歩道も、人が増えすぎると左右にまばらになり、いつしかルールは消えてなくなる。衝突を避けるために左、右と自身の体を交わすのも小っちゃなストレスとなるが、こういう時にはゲーム感覚のイメージが奏功する。フットサルを経験した人ならわかるだろうが、半身で交わしたり足裏を使ってボールを引いて相手に背を向けて瞬時に切り返す。避ける挙動をイメージすることでこのストレスを軽減できる。最近、不意に後ろから衝突されることもあったが、これはサッカーでは対応できない。別の技の修練が必要になる。
小さなストレスは至る所にあるだろう。連絡のみを行うような会議などは、ケースによっては間を潰す時間になる。次のスケジュールが立て込んでいるような人は、迫り来る時間がストレスになることもあるはずだ。そんな場合にうってつけのツールがキングジムから発売される超大型液晶タイマー「ザラージ リモコン付きダブルタイマークロック」(発売日:2025年2月27日/税別価格19,000円)。約355×222mmの超大型液晶を搭載し、片手で持つのは難しい巨大サイズ(約 394 W × 260 H × 30 Dmm)。リモコン操作で「クロック&カレンダーモード」と時刻を確認しながら、タイマー管理ができる「タイマー&クロックモード」を切り替えられる。本体は約1,290g(電池含まず)と手軽な上、マグネットを内蔵するため、金属面や黒板などに貼り付け、スタンドを使った据え置きと場所を選ばない。
会議には、白熱した議論で活性化することもあれば活性化しないものもあるだろうが、時間内で処理するのが基本ルール。決められた時間で目的の事案を処理するには、タイマー&クロックモードでカウントダウンを意識しながら、会話を調整しなければならない。時間を過ぎれば静寂が求められるフロアにアラームが鳴り響くという罰が加わるため、見方を変えればある種のゲーム性がある。時間という小さな調整弁が、議題の設定や課題の見直しなどにつながり、大きな改善につながることもあるのではないだろうか。楽しみながら前に進むにはゲーミフィケーションである。