韓国の大邱市にロジック半導体を手掛けるファブレス企業に向けた拠点の役割をする「知能型半導体開発支援センター」が2025年2月より開設すると、韓国メディアが報じている。
同センターは、大邱市に2つある市庁舎の1つで慶北大学に近い山格庁舎内に設置され、4年間で189億ウォンが投入され運営されるという。
同事業の主管機関は慶北大学産学協力団とされており、センターでは企業オフィスの役割のほか、半導体設計環境の構築、人材育成、試作品の製作なども支援するという。また、将来的には、半導体開発や商用化、市場進出なども支援する模様で、韓国のファブレス産業協会も同事業に参加し、半導体の試作品製作や設計の専門教育、技術支援などを行う予定だという。
ファブレス市場は米国企業が主流で、台湾や中国企業も台頭する中、日本や韓国からはなかなかファブレス企業が育たないとされてきた。特に韓国のファブレス企業の市場シェアは1%ほどとされ、その成長が求められており、こうした課題に対し大邱市は、同センターの開所を契機に同地域に優秀なファブレス企業を誘致し、ファブレス産業の活性化を目指すこととした模様である。