DHLグローバルフォワーディングジャパン(DGF)と日本貨物航空(NCA)は1月28日、蘭アムステルダムのスキポール空港から日本の新千歳空港に向けた初の半導体露光装置の輸送を全4回チャーター便して完遂したことを発表した。

今回の空輸に向けてDGFの半導体スペシャリストチームとNCAは緊密に連携する形で準備を進めることで、輸送に必要なインフラの整備や安全で効率的な半導体露光装置の輸送を実現するための戦略を練り上げたとするほか、輸送プロセスの支援強化を図るために、 他空港からハンドリング経験の豊富なスタッフを派遣し、必要な設備を移設することで、現場での確実なオペレーション体制を構築したとする。

また、加えて特に冬季の厳しい天候を考慮し温度変化を最小限に抑えるために、グランドハンドリング会社との連携を強化し、航空機からトラックへの積み込み時間を短縮できるようなさまざまな対策も講じたという。これらの結果、北海道の過酷な冬の天候条件下でも、顧客の厳格な要件を満たし、安全かつ効率的な輸送が保証されたとする。

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