TISインテックグループのTISは12月25日、企業のVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)の構築と運用を支援する「仮想デスクトップ導入・運用サービス」のラインナップに、Accops and Zevoke Technologiesが提供する統合VDIソリューション「Accops (アコップス)」シリーズを追加したことを発表した。

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サービス提供の背景

近年は働き方改革の推進によるリモートワークやハイブリッドワークの加速、OSのサポート終了、情報セキュリティ対策強化などを受け、企業や公共機関、文教機関においてVDI環境を導入する事例が増加している。

そうした中、「Citrix」や「Horizon」のような主要ベンダーが再編されたことを契機に、クライアント環境の見直しと選択が進められる。TISは新たな選択肢を検討するユーザーに向け、「Accops」シリーズを追加する。

「Accops」シリーズの概要

「Accops」シリーズはVDI環境全体のアセスメントや環境見直しのグランドデザイン策定といった計画・検証フェーズから、VDIの導入および運用、その後の改善提案といった運用フェーズまでを包括した統合仮想化ソリューションサービス。

最少では5ライセンスから購入可能で、買い切り(永続)型とサブスクリプション型の双方に対応し、顧客の予算ニーズに合わせスモールスタートできるライセンス体系としている。

また、オンプレミスとクラウドの双方のプラットフォームで利用可能。VDIだけでなく、ゼロトラストネットワークアクセス、アイデンティティとアクセス管理、統合多要素認証などの機能を提供する。

提供メニュー

計画・検証段階の「コンサルティングサービス」は参考価格300万円(税抜)~で、標準納期は約1カ月。構築・移行段階を支援する「仮想デスクトップ運用サービス」は参考価格1000万円(税抜)~で標準納期は約3カ月。運用段階に対応する「VDI運用サービス」は参考価格として月額100万円(税抜)、標準納期は1カ月。