半導体製造装置向けセラミックス製品などを手掛けるNTKセラテックは12月10日、高まる半導体需要への対応を目的とした新工場の建設に向けた地鎮祭を同日執り行ったことを発表した。
新工場の建設地は宮城県富谷市で、2026年度内の稼働開始を予定している。
総投資額は数百億円規模になる見通しで、主に真空中でシリコンウェハを電気的に吸着固定する静電チャックや、構造用セラミックス製品などを予定しているという。
なお同社では建設開始にあたって、新工場を通じて、高効率・高品質なモノづくりを実現し、Niterra(日本特殊陶業)グループであるNTKセラテックの一翼を担う主力工場として、地域社会に貢献していきたいとコメントしている。