フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は10月7日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|アイフルをかたるフィッシング (2024/10/07)」において、アイフルを偽るフィッシングの報告を受けているとして緊急情報を公開した。
フィッシングメールの件名
メールの件名として、以下が確認されており注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【アイフル】最近の返済手続きが失敗いたしました
- 【アイフル株式会社】回答をお願いいたします
- 【アイフル】本人確認手続のお願い
- 【緊急のお知らせ】アイフルを装ったフィッシング詐欺の確認について
- お支払日が3日後になりました
- 【アイフル】180日間利息無料サービスの有効化のご案内
フィッシングサイトのURL
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://●●●●.cn/?token=●●●●
- https://●●●●.com/?token=●●●●
フィッシング対策協議会に報告されている内容
報告されている詳細内容は次のとおり。
- 融資のためとして本人確認を要求する内容や、フィッシング詐欺メールを確認したことから本人確認やセキュリティ強化が必要、審査の確認事項として回答を要求するなどのメールが送付されてくる。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、認証情報(ID、パスワード)や出金時の暗証番号の窃取などが行われる
- 2024年10月7日の時点でフィッシングサイトは稼働している
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている(参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | フィッシングの報告」)。