アサヒ飲料はこのほど、初の単品通販サイトとして開設したコーヒー豆「WHISKY BARREL AGED DEVILs GIFT（ウイスキーバレルエイジド デビルズ・ギフト）」のECサイト構築に「メルカート」が採用したことを明らかにした。リッチなデザインや多彩なコンテンツの活用で新たな視点でコーヒーを楽しめる世界観を表現した。
「WHISKY BARREL AGED DEVILs GIFT」は、ドリップする際に立ち上る豊かな香りと、樽での熟成がもたらす複層的な味わいが特長のコーヒー豆。ウイスキーの熟成樽にコーヒー生豆を入れてじっくり熟成させることで、コーヒー豆に香りが移り、さらに焙煎することで豊かな香りが楽しめる。
ウイスキーを樽で熟成する過程で、樽自体にもウイスキーが染みこみ、取り出せなくなる部分を「悪魔の取り分」と呼ばれていることから、この「悪魔からのおすそ分け」を受けてつくったコーヒー豆として「デビルズ・ギフト」と命名。 熟成期間によって大きく異なる風味を楽しめるよう、熟成期間が異なる2種類を販売する。
新規事業としてスタートし、クラウドファンディングを通じたテストマーケティングで多くの支持を集めた「WHISKY BARREL AGED DEVILs GIFT」の継続的な販売を目的として開設されたECサイトは、アサヒ飲料として初の単品通販サイトとなる。
エートゥジェイの提供する「メルカート」は、高いECサイト構築実績を誇る「ecbeing」から誕生した、販促・CRM機能一体型のクラウドECサイト構築プラットフォーム。多彩な機能性や操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、顧客のECサイトに対するさまざまな課題を解決し、売上向上を支援する。
「メルカート」は、オープン前の構築段階のサイトデザイン設計やコンテンツの作成、運用開始後の施策提案・実施までをワンストップ、かつ充実したサポート体制で提供しており、ECサイト運営が初めての事業者でも安心して運営に取り組むことができる。
さらにフェーズに合わせた多段階の機能性・プランを備え、事業の成長に合わせてプラットフォームのアップグレードが可能だ。グループ企業が提供するパッケージ型ECプラットフォーム「ecbeing」へシームレスに移行し、独自の機能やサービスを柔軟にカスタマイズ可能となっている。サポート体制や柔軟性に加え、長期的に活用できることが評価され、アサヒ飲料に採用された。
「WHISKY BARREL AGED DEVILs GIFT」は、コーヒー豆を挽く時間、お湯をくぐらせる時に立ちのぼる香りを楽しむ時間、実際にコーヒーを味わう時間の全てを含めた「ゆったりとした余暇時間」を最大限に楽しむことを大切にしており、ECサイトでは商品を販売するだけではなく、リッチなデザインや多彩なコンテンツを活用することで、これまでとは異なる視点で利用者にコーヒーを楽しんでもらえる世界観を表現した。
「アクマガジン」と名付けられた読みものコンテンツでは、おすすめの愛飲シーンやコーヒーに関する豊富な知識を提供する。エートゥジェイのコンテンツチームが指揮を取り、「WHISKY BARREL AGED DEVILs GIFT」が伝えたい重要なメッセージを込めて記事を作り上げていくとし、メールマガジンへの転載など二次活用が可能な情報量を意識し、より多くの消費者に世界観が共有されていくことを目指す考えを示した。
今回のECサイト構築について、アサヒ飲料の担当者は、「既存の飲料事業とは異なる価値をお届けする新規事業の立ち上げに際し、『夜の余暇時間を豊かに』という本商品の世界観をしっかりと伝達し、お客様と密にコミュニケーションをとっていくことができる必要性を感じ、ECサイトのオープンに至りました。『メルカート』を採用したのは、ECサイト立上げやwebマーケティングへの手厚いフォローに加えて、事業規模に応じたランク（価格）設定によるスモールスタートの始めやすさ、またステップアップ後、機能を追加する際の移行しやすさからです。今後、一定に売上を見込めるようになった際には、会員制度や定期便購入サービスによるお客様の利便性アップや、オフラインとの接点も含めた販促やキャンペーン導入によるブランドファン育成に努めていきたいです」とコメントした。
