「makeshop」と「GMOクラウドEC」、「エンタープライズプラン」刷新 初期費用90%削減、人気オプション使い放題に

GMOメイクショップは9月9日、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」とECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」において、「エンタープライズプラン」の料金およびプランの大幅な改定を実施した。月額費用の10%削減に加え、初期費用を最大90%削減と大幅に価格を見直し、費用面での負担を軽減することで、事業者のECの可能性追求を支援する。

GMOメイクショップは、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」、上位版サービスとしてカスタマイズに対応するECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」を提供し、あらゆるビジネスのEC化をサポートしている。

このほど、「makeshop byGMO」「GMOクラウドEC」の「エンタープライズプラン」の内容を拡充し、価格も大幅にリニューアルした。

「エンタープライズプラン」は、SaaS型で提供している「プレミアムプラン」を機能・サポートそのままに、課題解決に応じたカスタマイズができるハイブリッド型のプラン・

今回のリニューアルにより、月額費用は従来の料金から10%抑えた月額5万5000円となった。初期導入費用も従来の11万円(税込)から1万1000円(税込)へ大幅に価格を見直した。

【基本料金】

さらに「BtoBオプション」や「定期購入オプション」などの人気オプションの一部は、従来は生じていた別途費用がなくなり、プラン料金内でサブスクとして使用可能となった。各種オプションやカスタマイズ、専用サーバー構築の場合は従来通りオプション料金がかかるが、一部人気機能が無料となったことでこれまで以上に必要な機能への投資がしやすくなり、よりパーソナライズされたECサイトを構築できる。

【プラン詳細】

世界的にEC市場が急成長を遂げるなか、日本のEC化率は依然として低水準にとどまっている。2022年の日本のBtoCにおけるEC化率は9.13%であるのに対し、世界平均は19.3%と大きな開きがある。BtoBのEC化率は37.5%で前年度から1.9ポイント増と成長している市場ではあるものの、EC化によるビジネス拡大の余地はまだまだ残されている。

多くの事業者にとって、EC化を阻む大きな障壁となっているのが費用面であり、ECサイト構築にかかる初期費用やオプション機能の追加費用は、新規参入やサイトのカスタマイズを希望する事業者にとって大きな負担となっているとし、この課題の解決のため、「makeshop byGMO」と「GMOクラウドEC」の人気プランである「エンタープライズプラン」を見直し、プラン内容の拡充と価格の大幅にリニューアルに至ったとしている。

ECの新規参入やECサイトのアップグレードなどにかかる金銭面での障壁を下げ、より多くの事業者がECの可能性を追求できる環境の創出を目指す考えを示した。