Repro、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」が「フェリシモ」ECサイトの高速化に貢献

マーケティングソリューションの提供によりWebとアプリの収益最大化を支援するReproは9月11日、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」において、フェリシモが運営するファッション、雑貨、手づくりキットの通販サイト「フェリシモ」への導入事例を公開した。SEOに影響の大きい「LCP」や、ページスピードに関する指標「FCP」の大幅な改善に貢献した。

Reproの提供する「Repro Booster」は、タグを設置するだけでWebサイト全体の表示速度の高速化を実現するサイトスピード改善ツール。導入・運用の工数がほぼかからないという特徴も備える。

このほど、自社企画商品を中心としたファッションや雑貨などのアイテムを通信販売で届けるダイレクトマーケティングを展開する「フェリシモ」に「Repro Booster」が導入された。

「フェリシモ」は、以前から表示速度を意識したサイト作りを行っており、さらなる速度改善を目的に「Repro Booster」の導入に至った。

「フェリシモ」では「Repro Booster」導入後、SEOに影響の大きいCore Web Vitals(コアウェブバイタル)の指標「LCP」(Largest Contentful Paint)や、ページスピードに関連する指標「FCP」(First Contentful Paint」に改善効果が現れた。

サイトの表示速度はモバイルとPCで異なり、「フェリシモ」ではモバイルのFCPが24%、LCPが7%改善。PCのFCPが19%、LCPは14%改善した。数値上の変化だけではなく、実際にサイトスピードの改善を体感できたとの評価も得た。

「Repro Booster」導入について、フェリシモ MC基盤統括グループ 課長代理 馬場雅和氏は、「『Repo Booster』の導入はとても簡単でした。システム開発やサイト改修のようなことをすると手間やコストが大幅にかかります。でも『Repro Booster』はほぼタグを設置するだけで完了しました。導入後はFCP・LCPともに上がっています。何よりうれしかったのが、実際にサイトスピードの改善を体感できたことです。『数値は上がっているけど実際に触ってみてもあまり変化を感じない』といったことがなく、自分の目でパッと変わったことが感じられたのが、とてもよかったです」と述べた。

フェリシモ CXD部 副部長 西本宗平氏は、「サイト表示速度は1度速くなれば、その後で変動したり遅くなったりすることがない、『1度投資したらその成果を維持するために努力を続けなくていい領域』です。そしてWebサイトの表示速度が速いだけで、さまざまな顧客体験にプラスの作用も生み出してくれます。投資判断としては悩む時間のほうがもったいと思える領域だったため即決しましたし、実際に成果が出たことに対してうれしく思っております」とコメントした。