りェハずりェハを接合するハむブリッドボンディングは、耇数の集積回路チップを高密床で盞互接続しお3D積局する「高密床3D IC」を実珟するための技術である。

この技術の適甚領域をメモリ・オン・ロゞックスタッキングなどに拡匵するためには、3D盞互接続ピッチを珟圚の最先端である1ÎŒmよりもはるかに狭める必芁がある。

imecは、前䟋のない400nmたでの配線ピッチにおけるCuおよびSiCN間のハむブリッドCu・SiCN接合を実珟し、その蚭蚈および技術革新に぀いおの説明を公開した。

りェハ間ハむブリッド接合の適甚範囲の拡倧

3Dによる集積化は、マルチチップのヘテロゞニアス統合゜リュヌションを実珟するための重芁なテクノロゞヌであり、システムレベルでのこれたで以䞊に高い電力、パフォヌマンス、面積、コストの向䞊を実珟するために、半導䜓業界党䜓で取り組んでいる次䞖代技術である。3D積局は、パッケヌゞレベルからトランゞスタレベルたで、電子システム階局のさたざたなレベルで導入されおおり、これたでにも倚皮倚様な3D盞互接続技術が開発され、幅広い盞互接続ピッチ(数mmから100nm未満たで)に察応するこずで、さたざたなアプリケヌションニヌズに適甚されおきた。この「3D盞互接続のランドスケヌプ」を芋るず、぀ねに技術進化が求められ、時間が経぀ごずにより小さな盞互接続ピッチぞの察応が図られおきた。

そしお近幎になっお、高い盞互接続密床ず小さな盞互接続寄生容量を可胜ずするりェハ間のハむブリッドボンディング技術が生み出された。このCu-Cuおよび誘電䜓-誘電䜓の接合技術では、Cuダマシン技術を䜿甚しお接合面を定矩し、埮现ピッチによるスケヌリングを可胜ずしおいる。

  • 3Dむンタヌコネクト技術のランドスケヌプ

    図1:3Dむンタヌコネクト技術のランドスケヌプ (出所:imec)

これたでりェハ間ハむブリッドボンディングの倧量生産は䞻に、信号凊理回路局䞊に積局されたむメヌゞセンサの分野に限定されおいたが最近は、同様の技術が3D NAND局ずCMOS呚蟺回路の積局にも採甚されるようになっおきた。これらの商甚アプリケヌションは、玄1ÎŒmずいう緻密なCu盞互接続ピッチによっお実珟されおおり、1mm2あたり100䞇の盞互接続を提䟛しおいる。この技術のもう1぀の資産は、異なる材料、機胜、および異なる䞖代のCMOSテクノロゞを組み合わせお䜿甚するこずを可胜ずしたずいうこずである。

今埌数幎間で、こうした技術の適甚領域が拡倧するず予想されおいる。システムず埮现化技術の同時最適化(STCO)の進展を背景に、回路の分割は蚭蚈階局のさらに䜎いレベル、぀たり回路ブロックやスタンダヌドセルにも及んできおいる。メモリ・オン・ロゞック・アプリケヌション(䟋えばロゞック䞊のSRAM)の最初の発衚はすでに行われおおり、これは高床なりェハ間ハむブリッド・ボンディング技術開発の䞻な掚進力の1぀ずなっおいる。このような堎合に、りェハ間ハむブリッド接合の可胜性を最倧限に掻甚するには、研究者は盞互接続ピッチを1ÎŒmを倧きく䞋回るスケヌル化に成功する必芁がある。

異皮りェハ間ハむブリッドボンディングのプロセスフロヌ

珟圚のりェハ間ハむブリッド接合プロセスフロヌはFEOL/BEOLを枈たせた2枚の300mmりェハを甚いお実斜される。最初のフロヌは、オンチップBEOLダマシンプロセスに䌌おおり、ボンディングされる誘電䜓(䞻にSiO2)を郚分的に゚ッチングしおキャビティを圢成する。これらのキャビティはバリアメタル、シヌド、Cuが充填される。続いお、りェハ党䜓の高い均䞀性を実珟するためにCMPが行われ、正確な䜍眮合わせの埌、2枚のりェハの接合を宀枩で実斜。平坊化されたりェハ衚面同士が接着された埌、高枩アニヌルが行われ、氞久的な誘電䜓同士ならびにCu同士の接合がなされるこずずなる。

たた、アプリケヌション領域の拡倧に䌎い、ハむブリッドボンディングのより高床な実装も登堎しおいる。珟状、ロゞック・オン・ロゞックたたはメモリ・オン・ロゞックのスタッキングを可胜にするために、ボンディングプロセスをフロント゚ンドにどんどん近づける傟向があるが、これには、より埮现な盞互接続ピッチが必芁なだけでなく、ボンディングステップ埌の埌凊理も必芁ずなる。

具䜓的な䟋ずしおは、裏面電力䟛絊ネットワヌク(BSPDN)が挙げられる。BSPDNではりェハ間の接合が重芁なステップであり、最初のりェハの前面がキャリアりェハに接合される。その埌、最初のりェハの裏面を薄くし、n-TSVパタヌニング、金属充填、裏面メタラむれヌションなどが行われるプロセスの流れだが、ここではBEOL凊理の䞀郚、぀たり電力䟛絊に圹立぀もっずも倪い盞互接続ラむンの統合が、りェハ接合プロセスの埌に実行される点がポむントずなる。

これらのアプリケヌションでは、珟圚のプロセスフロヌでスケヌリングを進めようずするず、Cu間のアラむメント粟床、接合前のりェハ枅浄床ずトポロゞヌ、および小さな盞互接続ピッチでの誘電䜓ずCuパッドの接合匷床などの実珟が求められるこずずなる。

りェハ間ハむブリッドボンディングプロセスの改善で400nmピッチを実珟

2023幎のIEEE 囜際電子デバむス䌚議(IEDM 2023)においおimecは、りェハ間のハむブリッドボンディングのさたざたな偎面を調査した包括的な研究結果ずなる400nm盞互接続ピッチぞの道を切り開く重芁なむノベヌションを報告した。

imecの研究チヌムでは、正方圢たたは円圢のパッド蚭蚈を備えた埓来の正方圢グリッドの代わりに、六角圢グリッドず円圢のCuパッドを備えたテストべヒクルを提案しおいる。この新しい蚭蚈の利点ずしお、Cuパッドを可胜な限り高密床に配眮し぀぀、隣接するすべおのパッド間の距離を等しくするこずができるようになるこずから、Cuパッドのサむズず間隔を最倧化しながら、Cuパッドの密床を制埡するこずが容易になる点が挙げられる。たた、等しいパッド蚭蚈を䜿甚した堎合ず異なるパッド蚭蚈を䜿甚した堎合の圱響も調査したずころ、埌者の堎合、䞊郚りェハは䞋郚りェハよりもぎりぎり小さいCuパッド寞法で蚭蚈されるこずずなるが、䞍均等なパッド蚭蚈には、ボンディングオヌバヌレむ蚱容差の向䞊、寄生容量の䜎枛、小さな盞互接続ピッチでの絶瞁砎壊匷床の向䞊など、いく぀かの利点があるこずが確認された。

たた、信頌性の高いハむブリッド接合プロセスを実珟するには、2枚のりェハを接合する前に、䞡方のりェハの衚面が極めお平坊か぀枅浄であるこずが求められるこずずなり、CMPが重芁なプロセスステップずなるこず、ならびにCuパッドの均䞀な凹みも圢成する必芁があるこずも瀺された。さらに、アニヌル埌にボむドのない接合を埗るために、接合前にCuを誘電䜓衚面から数nm䞋に残す必芁があるこずから、研究チヌムでは、レむアりト蚭蚈においお高床なCMPプロセスずダミヌパッドを組み合わせるこずで、りェハ党䜓にわたるCuパッドの高さず衚面トポロゞヌを正確に制埡するこずに成功したずする。

SiCN誘電䜓により接着匷床ず拡匵性を向䞊

imecではこれたでの研究から、小さな配線ピッチに最適な誘電䜓ずしおSiCNを提案しおきた。SiCN衚面は、SiO 2衚面ず比范しお高い結合゚ネルギヌを瀺すからである。これは、結合を切断するのにより倚くの゚ネルギヌが必芁であるこずを意味しおいるほか、SiCNはCuおよびりェハパッシベヌション局の拡散バリアずしおも機胜し、ガス拡散をブロックし、熱的により安定した接合界面をもたらすこずずなる。

これらの特性は、ハむブリッドボンディングの盞互接続ピッチを調敎する際にたすたす重芁になる。結合匷床を評䟡するための新しい技術であるナノむンデンテヌションに基づく枬定により、SiCN-SiCN結合匷床がSiO2-SiO2結合匷床を䞊回るこずが確認されたほか、 250℃で接合埌アニヌル埌に高い接合匷床が埗られ、それ以䞊の枩床でも劣化しないこずも刀明した。

これらの掞察は、高床なりェハ間のCu/SiCN接合プロセスを実行するために行われたものだが、実際の接合は、プロセスの成功に䞍可欠なツヌルである高床な䜍眮合わせ機胜を備えた垂販の高品質りェハボンダを䜿甚するこずで300mmりェハの接合に成功し、前䟋のない400nmピッチのCu盞互接続を実珟した。

  • 400nmピッチで接続された耇数のCuパッドのTEM画像

    図2:400nmピッチで接続された耇数のCuパッドのTEM画像 (出所:imec)

このほか、ボンディングオヌバヌレむず信頌性(すなわち、絶瞁砎壊ず歩留たり)ずの関係も調査したずころ、小さい盞互接続ピッチでは、等しく蚭蚈されおいないCuパッドの方が、等しく蚭蚈されたパッドよりも高い絶瞁砎壊匷床を有しおいるこずを確認したほか、これらの400nmの盞互接続ピッチでは、倧量生産で十分な歩留たりを埗るためにはオヌバヌレむ制埡を100nm未満にする必芁があるずの結論を埗るにいたった。この結果は、将来の3D SoC蚭蚈ニヌズを満たすには、次䞖代のりェハ接合装眮のオヌバヌレむ粟床に厳しい芁求が課せられるこずを意味するず考えおいる。

  • 等しいパッド蚭蚈の400nmピッチの長さのデむゞヌチェヌン

    図3:Cu-Cu接続性の評䟡に䜿甚される、等しいパッド蚭蚈の400nmピッチの長さのデむゞヌチェヌンの拡倧衚瀺 (IEDM 2023で発衚)。結果は、Cu/SiCN衚面トポグラフィの制埡に成功し、正確な䜍眮合わせ(オヌバヌレむが150nm未満)および良奜な電気的性胜(䜎い単䞀接觊抵抗)を瀺したずする (出所:imec)

  • 150nm未満のりェハ間接合オヌバヌレむら

    図4:150nm未満のりェハ間接合オヌバヌレむ (IEDM 2023で発衚) (出所:imec)

400nm盞互接続ピッチのその先ぞ

りェハ間ハむブリッドボンディングは、増加し続けるI/O密床ず機胜ダむ間のより効率的な接続を可胜にする有望な3D統合テクノロゞずしお期埅されるようになっおいる。メモリ・オン・ロゞックのようなアプリケヌション(りェハ間の接合がフロント゚ンドの近くで行われる)を可胜にするには、Cu盞互接続ピッチのスケヌリングを究極の限界たで抌し䞊げる必芁がある。たた、グリッド蚭蚈の改善、衚面トポグラフィの制埡の匷化、誘電䜓ずしおのSiCNの䜿甚、接合メカニズムの基本的な理解、およびオヌバヌレむ制埡の改善が400nm以降の埮现ピッチで電気的に機胜的で信頌性の高いCu盞互接続を実珟するための重芁な芁因ずなるずいう今回の結果は、さらに埮小な盞互接続ピッチを備えた将来のりェハ間接合プロセスを開発するための基瀎になるず考えられる。

本蚘事はimecの「Wafer-to-wafer hybrid bonding: pushing the boundaries to 400nm interconnect pitch」を蚱可を埗お翻蚳したものずなりたす

Soon Aik Chew
Soon Aik Chew
imecの3Dシステム集積技術のプリンシパルスタッフメンバヌ。2001幎にマレヌシアのセむンズ倧孊で修士号を取埗。imecに入瀟する前は、ASE、Silterra、SSMC、およびAlteraでプロセスおよびデバむスの開発に取り組む。2011幎9月のimec入瀟以降は、CMOSデバむスのミドル・オブ・ラむン(MOL)テクノロゞヌに取り組んでいる。珟圚の研究は、りェハ間のハむブリッドボンディング技術に焊点を圓おたものずなっおいる
Joeri De Vos
Joeri De Vos
imecの3D IC集積チヌムの責任者。1991幎に電気工孊の孊士号、1999幎に応甚科孊の博士号をベルギヌゲント倧孊より取埗。2000幎からimecに勀務しおおり、フラッシュメモリ、CMOSむメヌゞセンサおよび3D IC集積に関する長幎の経隓を有しおいる。珟圚、籍を眮く3D IC集積チヌムは、りェハ間のハむブリッドボンディング、BSPDN、およびむンタヌポヌザテクノロゞのスケヌリングに重点を眮いた掻動を行っおいる
Eric Beyne
Eric Beyne
imecシニアフェロヌ、研究開発担圓副瀟長、imec 3Dシステム統合プログラムディレクタヌ。ベルギヌのKUL(ルヌベンカトリック倧孊)から1983幎に電気工孊の孊士を取埗、1990幎には応甚科孊の博士号も取埗。1986幎よりimecに勀務、高床なパッケヌゞングず盞互接続技術に取り組んできた