ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)の孫正義会長兼社長は10月4日、グループの年次イベント「SoftBank World 2023」の講演に登壇し、企業の7割超が生成AI(人工知能)の活用を禁止(もしくは禁止を検討)している日本の現状に対して、「どうなっているんだ日本は。使っていないだけならまだしも、禁止しているという状況は甚だ問題である」と苦言を呈した。
また、同社グループ全体で生成AI関連の特許をここ数カ月で1万件以上出願していることも明らかにした。
MM総研の調査結果によると、米OpenAIが提供する生成AI「ChatGPT」の利用率は米国では51%と半数以上の企業が利用している一方で、日本企業はわずか7%。