米Boxは7月27日(現地時間)、大規模言語モデル(LLM)とMicrosoft 365製品が統合された「Microsoft 365 Copilot」とのプラグイン連携を発表した。Microsoft 365 Copilotとの連携を通じてコンテンツクラウド「Box」を利用できるようになった。

また、両社の顧客がWord、Excel、PowerPointを含むOffice製品だけでなく、Microsoft Teamsからもファイルの共有や編集、コラボレーションを可能にする機能も併せて発表。

今回の連携により、例えば、Teamsで共有されたBox内のドキュメントを速やかに要約し、コラボレーターから洞察を引き出したり、既存のプロジェクトの主要なマイルストーンを把握するために、共有されているコンテンツに質問をしたりできるようになる。

Boxとマイクロソフトはすでにさまざまな統合機能を提供している。Boxのユーザーは、TeamsチャンネルやチャットでBox内のコンテンツに直接アクセスしたり共有したりすることで、コラボレーションの効率化を図り、Microsoft Word、PowerPoint、ExcelからBoxのファイルを直接開いたり、編集したり、保存したりすることができる。

Boxの最高プロダクト責任者であるDiego Dugatkin(ディエゴ・デュガキン)氏は「AIの飛躍的な進歩がもたらすソフトウェアの新時代の幕開けを迎えており、企業のコンテンツほど潜在的なインパクトが大きいものはない」とコメントしている。