東京北区観光協会、東京商工会議所北支部、NTT東日本の3者は3月7日、同日より、東京都北区協力の下でデジタルサイネージを設置し、飛鳥山公園などの北区の名所をメタバース空間化・3D空間化して地域の魅力を発信するトライアルを開始したことを発表した。

これまで、新紙幣の肖像画に採用された渋沢栄一初代会頭の記念事業を展開する東京商工会議所と、観光を切り口とした社会課題の解決に取り組む東京北区観光協会が連携して北区の魅力をPRしてきた。

そして今回、PRの革新を目指し、地域に密着したICT企業としてデジタルサイネージやメタバース・3D空間化といったデジタル技術を持つNTT東日本と連携。地域住民をはじめ多くの人が集う北とぴあ17階展望ロビーへデジタルサイネージを設置し、渋沢栄一ゆかりの地である東京都北区の飛鳥山公園や北区飛鳥山博物館などの関連施設および北区の観光施設をPRすることで観光振興へとつなげていきたいという。

このトライアルは、北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚を目的として建設された北区のシンボルである北とぴあ17階の展望ロビーにて3月7日~31日の期間で行われる。

  • 現地の様子

3者は、今後、デジタルサイネージやメタバース・VR空間の体感による地域の魅力の発信効果の検証を行い、効果的なプロモーション設計によって観光振興につながるICTソリューションの提供を目指していく方針。