フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は2月24日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜SBJ銀行をかたるフィッシング (2023/02/24)」において、SBJ銀行を偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。
メールの件名として、以下が確認されており注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。
- 【SBJ銀行】お取引目的等のご確認のお願い
確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。
- https://www.sbjbamk-co-jp.●●●●.com/
- https://sbj●●●●.com/
報告されている詳細内容は次のとおり。
- マネーロンダリングやテロ資金提供対策などのガイドラインに基づくと取引目的の確認が必要であるといった旨のメールが送られてくる。回答がない場合は電話をかける、または、取引を制限することがあると指摘し、リンクをクリックするように促している。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取、個人情報の窃取、SBJダイレクトカードの窃取などが行われる
- 2023年2月24日の時点でフィッシングサイトは稼働している
-
フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜SBJ銀行をかたるフィッシング (2023/02/24)
このフィッシング詐欺メールに関しては、SBJ銀行も「【重要】当行からのお取引目的の確認を騙った不審な電子メールにご注意ください。」において注意喚起を行っている。
フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている（参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告」）。
