Malwarebytesは2月16日(米国時間)、「Fake Hogwarts Legacy cracks lead to adware, scams」において、ハリーポッターの新作ゲームソフトがサイバー犯罪に悪用されているとして、注意を呼び掛けた。ローンチされたばかりのゲーム『ホグワーツ・レガシー』がアドウェアの配布や詐欺に悪用され

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    Fake Hogwarts Legacy cracks lead to adware, scams

発売されたばかりのこのゲームを入手したいゲーマーを標的にしたWebサイトが発見されている。そのWebサイトはホグワーツ・レガシーをクラックした海賊版を無料で販売していると説明しており、クラックしたとされるゲームをダウンロードしようとするとアクティベーションキーを入手するためとしてアンケートで本人確認が求められる。このアンケートが詐欺となっており、電話番号など個人情報が盗まれてしまうという。

そのWebサイトをさらに調査したところ、「Hogwarts_Legacy_Setup.exe」というファイルをホストしているWebサイトにリダイレクトされることも確認されている。そのファイルはトロイの木馬型ドロッパーとなっており、アドウェアをドロップすることが判明している。

人気や話題のゲームを悪用してゲーマーを標的にする詐欺キャンペーンがセキュリティファームより何度も報告されている。ゲーム好きなユーザーは流行のゲームを語るフィッシングやWebサイトに騙されないよう注意することが求められている。