米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は1月4日(米国時間)、「Fortinet Releases Security Updates for FortiADC|CISA」において、フォーティネットのアプリケーションデリバリコントローラ「FortiADC」複数のバージョンに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によってコードやコマンドを実行される危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • PSIRT Advisories|FortiGuard

    PSIRT Advisories | FortiGuard

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • FortiADC 7.0.0から7.0.2までのバージョン
  • FortiADC 6.2.0から6.2.3までのバージョン
  • FortiADC 6.1.0から6.1.6までのバージョン
  • FortiADC 6.0.0から6.0.4までのバージョン
  • FortiADC 5.4.0から5.4.5までのバージョン

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • FortiADC 7.0.2
  • FortiADC 6.2.4

脆弱性は共通脆弱性評価システム(CVSS: Common Vulnerability Scoring System)スコアが8.6で深刻度は重要(High)に分類されており注意が必要。CISAは、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。