ispaceは12月11日21時過ぎころ、16時38分ごろに打ち上げた民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の月面ランダー(着陸機)との通信を無事に確立し、安定した航行状態の確立に向けた作業を進めていることを明らかにした。

月面ランダーは、スペースXのFalcon 9ロケットに搭載され打ち上げられた後、無事にロケットから切り離されたことを確認。その後、通信の確立に向けた作業が地上の管制室とランダーとの間で進められてきた。

  • Falcon 9ロケットから「HAKUTO-R」ミッション1の月面ランダー(着陸機)が切り離される様子

    Falcon 9ロケットから「HAKUTO-R」ミッション1の月面ランダー(着陸機)が切り離される様子 (c)SpaceX/isapce

現在、通信が確立したことにより機体の状況も把握できるようになったとのことで、その結果、姿勢および電力ともに安定した状態であることを確認したとしている。 ただし、まだサクセス3(安定した航行状態の確立)の域には到達していないともしており、今後、ランダーの基幹システムおよび顧客ペイロードに不備がないことなども含めた確認作業を進めていくとしている。

  • HAKUTO-Rミッション1のマイルストーン

    HAKUTO-Rミッション1のマイルストーン。12月11日21時時点で、サクセス3の手前まで来たこととなる (C)isapce