コアスタッフは10月13日、長野県佐久市に4階建てとなる新たな物流センター建設に正式に着手したことを発表した。
同社は以前より、長野県佐久市にある現在の物流センター近くに、大規模な物流センターの建設を計画していることを公言していた。新物流センターは4階建てで、延べ床面積は約1万5000m2。既設の物流センターと比べて約5倍の面積となるという。
また、太陽光パネルと蓄電池の活用により100%自社電源を確保し、停電しない物流倉庫とすることを計画しているほか、自動倉庫の導入ならびに無人搬送車(AGV)の活用による生産性の向上、配送力の強化を実現することで、新物流センター稼働後には、自社保有在庫を現状の10万点から約100万点まで拡大していくことを目指すとしている。
コアスタッフでは、近年、多くの顧客が在庫スペースの確保やリソース確保に難儀していることを踏まえ、そうしたニーズに応えることを目的に、自動倉庫の採用、生産性の高い什器やプロセスを活用した物流受託を拡大していくとしており、こうした取り組みを踏まえることで製品管理のみならず、委託販売への移行による顧客の余剰在庫削減支援など、独自の付加価値を提供していくことで、事業の拡大を図っていきたいとしている。
なお、新物流センターは2024年7月に竣工予定だとしている。