Googleの日本法人は7月26日、同社のブログでGoogle Playの提供開始から10年が経過したことを報告した。2012年にリリースしたGoogle Playだが、現在では190カ国以上の25億人を超えるユーザーが同サービスを通してアプリやゲーム、デジタルコンテンツを利用しているという。また、200万人を超える開発者が同サービスを利用して世界中のユーザーにアプリなどを提供しているとのことだ。
Google Playはこの10年間、ユーザーが最新のアプリやゲームを安全に楽しむために、信頼できる場所であるよう努力してきたという。Android 向けの組み込みマルウェア保護である「Google Play プロテクト」は、デバイスやデータを安全に保つために毎日1000億超のアプリをスキャンして検証している。また、2022年前半にはGoogle Playのデータセーフティセクションを追加し、アプリがユーザーデータをどのように収集し、共有・保護するのかといった情報を開発者が提供することを必須にしている。
さらに、同社は開発者への支援として、テクノロジーやビジネスに関する相談を受け付けるだけではなく、インディーゲームにスポットライトを当てるイベント「インディーゲームフェスティバル」といった取り組みまで、開発者コミュニティの成長支援を目的とした投資を行ってきた。過去10年間の開発者コミュニティとの歩みは「Android Developer Japan Blog」の中で振り返っている。
また、GoogleはGoogle Playの次の10年に向けて、サービスロゴをGoogle検索やGmailなどで使用しているおなじみのカラーパレットの色調に変更した。同社の思いをより強く反映させた新しいロゴとアイデンティティの導入を狙ったとのことだ。