オーディオブックサービス「audiobook.jp」の累計会員数が6月に250万人を突破している。

オーディオブックサービス「audiobook.jp」を運営するオトバンクは、コロナ禍に加え、サブスクやワイヤレスイヤホンの普及も後押し、ここ5年で会員数が15倍になるなど2021年には会員数200万人を達成している。業務に関わる知識やスキルを学びなおす"リスキリング"が改めて注目されるなか、今年の1月に法人プランを開始。大手企業への導入も進めているが、今月6月に累計会員数が250万人を突破した。法人向けサービスでは、ビジネス書を中心に10000冊以上が聴き放題で一般向けの聴き放題プランより割安で提供され、管理者が可視化された従業員のコンテンツ視聴状況を把握可能で、組織単位での"継続学習の風土"の醸成に寄与できる。スキマ時間を活用したり、聞きながらの並行学習とリスキリングとも相性の良さそうなオーディオブックサービスだが、同社の調査では1日平均の耳のスキマ時間(耳が開いていて何かを聴ける時間)は3.7時間。リスキリングのために耳を活用するのも良さそうだ。