電通デジタルと電通コンサルティングは、5月17日、セールスフォース・ジャパンが提供するビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」とコラボレーションし、顧客起点の事業・サービス構想からデータ利活用までを推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)人材開発のためのワークショップ「DX人財育成ブートキャンプ」を同日から提供開始することを発表した。

プログラムの内容としては「顧客体験DXの概要」「顧客体験DX推進人材に必要なスキル」「顧客体験DX推進演習」の3ブロックに分かれているとい う。

  • プログラム内容 出典:電通デジタル

「顧客体験DXの概要」は、現在のDXトレンドについて概観し、「顧客体験DX」とは何か、そして今なぜ求められるのかについて座学形式で理解を深めるものになっているという。

次の「顧客体験DX推進人材に必要なスキル」のブロックでは、顧客体験DXを実現するために必要なスキルである「デザイン思考」「エクスペリエンスデザイン」「データドリブンによる意思決定」を学習する。 またTableauを使い、目標設定や成果を計測するためのデータ取得方法を検討し、データ分析やビジネス成果を可視化、共有化する具体的なスキルを学ぶことで、「データドリブンによる意思決定」を習得するという。

そして最後に、「顧客体験DX推進演習」として、習得した知識やスキルを、社内で活用、推進させていくための演習を行うという。 「価値創造アイディエーション演習」では、事業に新たな価値を創造するためのアイディエーションを行い、続く「顧客体験DX推進ロードマップ作成演習」は、先の演習のアウトプットにもとづき、アイデアを実現していくためのロードマップを、システム設計を含めて構想するものになっているという。

同プログラムは、上記の内容に沿って、1日6時間の研修を計2日間にわたって実施される予定。