日産自動車は3月7日、新型「アリア」に搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の技術から着想を得て、スープをこぼさずラーメンを運ぶトレイ「e-4ORCE ラーメンカウンター」を開発したことを3月7日に発表した。

新開発のトレイが、実際にラーメンを運ぶシーンは同社のウェブサイトで公開されている。

「e-4ORCE RAMEN Counter」

e-4ORCEは、前後に搭載された合計2基の電気モーターそれぞれのトルクを個別にコントロールすることで、優れた加速性能を実現するとともに、減速時においても前後のモーターそれぞれで回生ブレーキを制御し、クルマの沈み込みや車体の揺れを低減させる4輪制御技術。今回発表したe-4ORCE ラーメンカウンターは、素早く加速し、減速時の揺れを抑えるe-4ORCEの特徴を分かりやすく伝える目的で制作したという。

  • e-4ORCEの技術をe-4ORCE ラーメンカウンターに応用した

    e-4ORCEの技術をe-4ORCE ラーメンカウンターに応用した(出典:日産)

動画では、店主がツインモーターで走る電動のトレイにラーメンを乗せ、そのトレイが素早く、スープをこぼすことなくラーメンを運ぶ様子を通じて、e-4ORCEの加速性能や揺れが少ない乗り心地の良さを表現しているという。