京都セミコンダクター(京セミ)は3月1日、Rochester Electronics(ロチェスターエレクトロニクス)とパートナーシップ契約を締結し、現行品ならびに製造中止品(EOL 品:end-of-life品)の在庫両方をロチェスターエレクトロニクスより提供することで合意したことを発表した。

同合意により、ロチェスターエレクトロニクスの提供製品群に京セミの高品質な光通信と光センシング製品が加わることになり、京セミの製品がグローバルな顧客に向けて供給することが可能になるという。

京セミの代表取締役兼CEOである高橋恒雄氏は、今回のパートナーシップに対し、「この協業を通じて、京セミの光半導体デバイスは通信や産業応用など長期にわたり保守を必要とする顧客に向けて有用なソリューションを提供する」とコメント。また、ロチェスターエレクトロニクスのコリン・ストローサー エクゼクティブバイスプレジデントは、「この戦略的パートナーシップを通して、ロチェスターの認定および保証とあわせて、京セミに認定された光半導体デバイス・ソリューションを安心して、継続的に顧客に供給することが可能となる」とコメントしている。