デロイト トーマツ ミック経済研究所は12月14日、「エッジAIコンピューティング市場の実態と将来展望」に関する調査レポートを発行した。

同社はエッジAIソリューション市場について、2020年度は43億円弱と市場規模が小さかったが、2022年度からは本格的に立ち上がり、2025年度には413億円規模にまで拡大すると予想する。

同レポートによれば、導入コストの高さや受託開発のウエイトの高さなどから、エッジAIコンピュータとコンサルティングを含むSIサービスが大きなシェアを占めるという。だが、同社は、2025年度までの年平均成長率では、エッジAIカメラが95.8%と最も高い成長が見込まれ、次にアプリケーション開発、エッジAIプラットフォームが70%台で続くと予測する。

  • エッジAIソリューションの市場規模予測、出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所の独自調査・予測

店舗や公共施設などでエッジAIカメラを使って人や車などをカウントし、混雑状況を可視化するといった用途の増加やマーケティングへの活用などから、今後もエッジAIカメラの市場の伸びが期待されるという。

同レポートでは当該市場関連の主要SIer、AIベンダなど35社への取材をベースに市場規模を推計している。加えて、これら参入企業の実績や戦略を分析し、エッジAIカメラ、エッジAIコンピュータ、エッジAIプラットフォームの各市場をエッジAIコンピューティング市場としてAIデバイス別、用途別、業種別に分析し2025年度までの市場規模を予測した。