テクマトリックスは、米国のScientific Toolworks, Inc.が開発したソースコードを解析しその構造を可視化するソフトウェア解析ツール「Understand 6」の日本語版の販売を開始する。

  • 「Understand 6」最新機能フローチャートグラフ(同社資料より)

    「Understand 6」最新機能フローチャートグラフ(同社資料より)

最新バージョンでは、2つのプロジェクトを比較して処理フローの差分を色分け表示するフローチャートグラフ機能、その際、追加・削除・変更されたエンティティのコード行数、メトリクス(ソフトウェアの品質を定量的に評価する値)の差分を一覧表示する機能などが追加された。

  • 「Understand 6」最新機能ダークモード表示(同社資料より)

    「Understand 6」最新機能ダークモード表示(同社資料より)

C/C++(Strict)モード解析機能も強化され、クラスや構造体、メンバーオブジェクトの解析も可能となった。サポート対象も拡充、C++17、C# 9.0やJava 15などにも対応。インターフェイスやユーザビリティも改善され、ポップアップヒントやダークモードでの表示機能が追加、クラスター系グラフの表示改善、大規模グラフや全体像のミニマップ表示にも対応している。Understandの利用、保守サービス契約を結んでいるユーザーは8月4日から無償で最新バージョンを利用できる。製品の出荷開始予定日は8月6日になる。