アイティフォーは6月2日、CyCraft Japanと販売代理店契約を締結しAI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策サービス「CyCraft AIR(サイクラフト・エアー)」の販売を開始すると発表した。

CyCraft AIRは、CyCraft社が提供するAI主導型のサイバー攻撃対策サービスで、リアルタイムに複数の端末から脅威を検査可能。検知された脅威は即座に感染状況と原因が分析され、即座に適切な対応方法が報告される。この一連の流れはAIにより自動化されており、定期的に詳細な分析結果が提供される。

  • 「CyCraft AIR」レポートイメージ

新型コロナウイルス感染症の影響などによりオンライン利用の需要増加に伴い、企業の情報資産を狙うサイバー攻撃が増加傾向にある。アイティフォーは今回の発表に対し、日々進化を続けるサイバー攻撃の手口に対し人手による検査、分析、検知後の対応にかかる時間やコストの削減が可能になるとしている。

CyCraft AIR導入により、端末ログなどの情報と対応方法が3時間以内にレポートされるため復旧作業にかかる労力が短縮可能なうえ、自社内での対応も可能になると期待される。導入に係る費用は要問合せ。