United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は4月15日(米国時間)、「Juniper Networks Releases Security Updates|CISA」において、Juniper Networksの複数のプロダクトに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • Juniper Networks Releases Security Updates|CISA

    Juniper Networks Releases Security Updates|CISA

本稿執筆時点で、Juniper Networksから60個のセキュリティアドバイザリが提供されており注意が必要。今後もさらに追加でセキュリティアドバイザリが発行される可能性がある。アドバイザリの対象が広いことから、Juniper Networksの製品を使っている場合は上記ページを確認し、過去数日分、場合によってはさらに前の段階からチェックし、利用中のプロダクトがリストにあった際はセキュリティアドバイザリの内容に従って対処することが望まれる。

脆弱性のいくつかは深刻度が緊急(Critical)に分類されており注意が必要。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。