SEMIは、毎年開催してきたエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan」の45回目となる2021年版を、リアル展示会とバーチャル展示会を併設する「SEMICON Japan 2021 Hybrid」として開催すると発表した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が2021年に入って世界的に減少傾向であること、ならびに世界各地でのワクチン接種の開始などを踏まえ、12月であれば東京で安全に開催することが可能であると判断した結果だという。

また、業界の中からも互いに顔を併せて商談機会を求める声が多く、リアルでの展示会の再開を実現したかったともしている。

さらに、2020年開催の「SEMICON Japan 2020 Virtual」でのいつでもどこからでも参加できる、というバーチャル展示会のメリットも生かすことを目的に、バーチャル展示会も併設とすることで、出展社はリアル、バーチャルそれぞれの特長を選択、もしくは両方に出展することで効果的な活動につながることが期待できるとSEMIでは説明している。

なお、会期は2021年12月15日~17日で、東京ビッグサイト 東展示棟・会議棟をリアル会場として予定。SEMIでは出展者750社を目指すとしているほか、リアル展示会の来場者数として5万5000人を見込むとしている。