Web広告の費用相場と記事広告の費用

Web広告のうち、代表的な広告の種類が採用している料金の相場と主な広告例を、記事広告も含めて表形式で紹介します。

広告の種類 内容 広告の例
純広告 潜在層への認知拡大に効果的。期間やインプレッション保証型が多い 例:Yahoo! JAPAN ブランドパネル トップインパクト パノラマ

価格:2,000万円~(1.35円/1imp)
掲載タイプ:インプレッション保証型
掲載期間:5日間~14日間(平日掲載開始)
掲載面:Yahoo! JAPANトップページ
デバイス:PC
リターゲティング広告 クリック課金型・インプレッション型の価格体系。Webサイトのリピーターに対して再度同じ広告を表示。販売促進やリピーター対策 例:Google広告

価格:1クリックあたり10円~
掲載期間:予算に応じて自由に設定可
SNS広告 SNS上の投稿と同じ形式での広告。双方向でコミュニケーションを取りやすく、認知から販売促進まで幅広く使える 例:Twitter プロモツイート
価格:具体的に決まった金額はなく、リプライ、RTなどのアクション一つにつき数十円が発生
掲載期間:予算に応じて自由に設定可
記事広告(タイアップ広告) Webメディアの一つの記事として掲載する形式の広告 例:マイナビニュース タイアップ記事
価格:40万円~
掲載期間:プランによって異なる

【注意】記事広告を出すなら気にすべき2つのこと

最後に、記事広告を出す場合に注意すべき2つのポイントを解説します。

  • 記事広告を出す際には以下のポイントを押さえましょう!

「ステルスマーケティング(ステマ)」と思われないように注意を

PR表記のないターゲット広告は「ステルスマーケティング」と呼ばれ、炎上の原因になります。記事広告を出す場合には、PR表記は必ずわかる形で掲示するようにしましょう。

先に、記事広告はネイティブ広告の一種であり、掲載メディアに溶け込んだデザイン・機能で出稿すると説明しました。

だからこそ、「この記事はPRである」という表記をしないと、ユーザーを混乱させてしまう可能性があります。そのコンテンツが広告なのか、広告ではないのかをしっかりと示し、ユーザーに「望んでいない商品を押し付けられた」という負のイメージを持たれないようにしましょう。

タイアップメディアの選定は慎重に!

記事広告の成功のカギは、「掲載メディアの選定」です。掲載メディアの読者層が、宣伝したい商品・サービスのターゲットイメージに合っていれば、高い宣伝効果を見込めることでしょう。

しかし、メディアと宣伝商品のターゲット層が違うと、記事のデザインや文調をいくら合わせても、記事の内容に違和感が出てしまいます。その結果、ユーザーは広告記事に違和感を覚え、ユーザー体験を妨げてしまう可能性もあります。

記事広告を効果的に活用しよう

以上、記事広告について紹介しました。記事広告は「読者に多くの情報を伝えられる」という強みを持ち、ブランディングや販売促進などの目的に利用すると効果的です。

記事広告に限らず、そのほかのWeb広告についての理解を深め、広告したい商品や目的に応じて、適切な広告手法を選択できるようになりましょう。

  • ITをイメージさせるブロックと、お金を持った手の写真

    広告の種類に応じて費用は異なります。適切な広告手法を選択しましょう