Q-Successから2020年1月のWebサイト向け画像ファイルフォーマットのシェアが発表された。2020年1月はPNG、SVG、WebPがシェアを増やし、JPEGとGIFがシェアを減らした。年間では、GIFの減少幅が多く、逆にSVGの増加幅が大きいという傾向が見られる。

これまでGIFが担ってきた画像の役割がSVGへ置き換わりつつあると見られる。このまま推移すると、2020年第1四半期にはGIFとSVGのシェアが逆転する可能性がある。JPEGは若干ではあるが年間を通じてシェアが下落している。

  • 2020年1月Webサイト向け画像ファイルフォーマットシェア/棒グラフ

    2020年1月Webサイト向け画像ファイルフォーマットシェア/棒グラフ

  • Webサイト向け画像ファイルフォーマットシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向け画像ファイルフォーマットシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 画像形式 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 10.2% 10.1%
2 PNG 75.0% 76.8%
3 JPEG 71.1% 71.2%
4 GIF 23.9% 24.3%
5 SVG 21.3% 20.6%
6 WebP 0.2% 0.1%
7 BMP 0.2% 0.2%
8 ICO 0.1% 0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。