東芝メモリとウエスタンデジタルは6月28日、6月15日(日本時間)に予期せぬ停電が四日市市に発生した影響により、共同運営するフラッシュメモリ生産工場である四日市工場の一部のファシリティならびにプロセス設備などが停止していることを明らかにした。

現在、順次、復旧作業を進めており、7月中旬までにはほぼすべての装置が稼働できる見通しで、両社は協力してできるだけ早い通常稼働への復旧を目指すとしている。

なお、ウエスタンデジタルでは今回の停電にかかわる影響の精査を進めているが、現時点では約6EBのフラッシュウェーハ供給が減ると予測しており、その影響は主に2020年会計年度の第1四半期に出てくると想定しているという。