ソリトンシステムズは6月3日、悪性ドメインへのアクセスをブロックするクラウドサービスである「Soliton DNS Guard」を開発したと発表した。6月10日から申し込み受付を開始し、6月17日に提供開始する。価格は、1ライセンスあたり月額180円(税別、初期費用別)以下。

  • Soliton DNS Guardの仕組み

新サービスは、悪性ドメイン情報を参照し、専用エージェントを導入した端末からの悪性ドメインへのアクセスをブロックする脅威対策ソリューション。DNSレベルでの防御を容易に追加できるため、多層防御の強化に適するとしている。

クラウドとエージェント間は、よりセキュアなDoH(DNS over HTTPS)を利用し、日本を対象にした攻撃キャンペーンのカバーを目指した悪性ドメイン情報を利用するという。

今回提供を開始するWindows版のエージェントに加え、今後はiOS、macOS、Android向けの各エージェントを用意するほか、エージェントを導入できない環境や企業ネットワーク全体のDNSセキュリティ対策として、DNS/DHCPアプライアンスである「NetAttest D3」で同ソリューションを活用する機能を搭載する予定。