NVIDIAは1月7日(米国時間)、複数のAI技術を搭載した商用利用可能なレベル2+の自動運転システム「NVIDIA DRIVE AutoPilot」を発表した。

同ソリューションは、高い認識機能とコックピット内におけるさまざまなAIを組み合わせたもので、これにより自動車OEMは自動運転機能に加え、運転席におけるインテリジェントなアシスタント機能や可視化機能の提供が可能になるとしている。

システムとしては、最新世代のSoCとなるXavierとNVIDIA DRIVEソフトウェアを統合したものとなっており、状況認識のために車内外を捉える、包括的なサラウンド カメラセンサデータが生み出す多量のデータをディープニューラルネットワーク(DNN)を活用することで、高速道路での車線合流、車線変更およびパーソナルマッピングを含む、すべての自動運転オートパイロット機能を提供するほか、車内のドライバモニタリングやAIコパイロット機能、コンピュータビジョンを活用した車室内の可視化といった機能も提供されるという。

なお、今回の発表と併せてContinentalとZFが、NVIDIA DRIVEベースのL2+ソリューションを発表しており、いずれも2020年に生産を開始する予定としている。

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