Cypress Semiconductor(サイプレス)は1月8日(米国時間)、Wi-Fi 6(802.11ax)およびBluetoothのコンボソリューションなど、自動車インフォテインメント向けワイヤレスコネクティビティポートフォリオ3製品を発表した。

Wi-Fi 6(802.11ax)およびBluetoothのコンボソリューションは、独自のReal Simultaneous Dual Band(RSDB)アーキテクチャを採用することで、2つの完全なWi-Fiサブシステムを1チップに統合することで、2つの異なるデータストリームをフルスループットで同時実行することを可能にしたものとなる。

また残りの2製品は、Wi-Fi 5(802.11ac)およびBluetoothのコンボソリューションで、これらのポートフォリオの拡充により、自動車メーカーおよび部品メーカーや、単一のソフトウェアアーキテクチャでより幅広い車種に対応できるスケーラブルなプラットフォームソリューションを活用することができるようになったと同社では説明している。

  • CYW89459

    2×2 plus 2×2 Wi-Fi 6およびBluetooth 5.0コンボチップ「CYW89459」を利用した車内ネットワークのイメージ