Blue Prismはこのほど、デジタルワークフォースプラットフォームの新リリース「Blue Prism v6.3」を発表した。最リリースの主な新機能は、セキュアなマルチチーム環境、Google Chromeのネイティブサポート、Outlook Email用VBO(事前定義済みオブジェクト)など。

「マルチチーム環境」は、プロセス、オブジェクト、リソースへのアクセス権とアクセスレベルが異なる複数のチームを作成して、プロセスの管理を強化する。権限に基づいて特定のユーザーのみにプロセスの構築とアクセスを許可することで、コンプライアンスの向上を実現する。

  • 複数の部門でリソースの共同利用が可能に

Google Chromeがネイティブサポートされたことで、Chrome向けに表示や動作が最適化されたWebページおよびアプリケーションをRPAによって自動化が可能になる。

Microsoft Outlook Email VBOにより、ドラッグアンドドロップなどの簡単な操作で、電子メールや添付ファイルの送信、削除、取得、保存など、Outlook内の電子メールを処理する複数のアクションの自動化を実現する。

新リリースでは、6種類のインテリジェントオートメーション技術の活用により、RPAの機能を強化するという同社のビジョンを前進させているという。この技術は、従業員の業務を補完するとともに、業務プロセスを自動化し、迅速に拡張できるようにするものとなっている。