人気の高いシステムクリーナーソフト「CCleaner」の最新版となる「CCleaner 5.45」について、BetaNewsに8月1日(米国時間)に掲載された記事「Warning: DO NOT install the latest version of CCleaner [Updated]」が注意を呼びかけた。
このバージョンにはモニタリング機能が搭載されており、データが定期的に収集されベンダーに送信されると指摘がある。バックグラウンドで動作を始めると、アプリケーションからは停止する方法がなく、別の方法で終了する必要があるとしている。
CCleanerはもともとPiriformによって開発されていたが、PiriformはAvastに買収され、現在ではAvastから提供されている。2017年9月には、CCleanerにマルウェアが混入した状態で配布されていたことが報道され話題となった。
BetaNewsが公開した記事に対し、Avastはメッセージを送付。収集しているデータは匿名データであり、製品の改善に利用されること、次のバージョンからは機能の切り替えを可能にすることなどを説明している。