NXP Semiconductorsは2月7日(欧州時間)、Beijing Jianguang Asset Management(JAC Capital)とWise Road Capitalで構成される金融投資家コンソーシアムに対するスタンダード・プロダクト事業部門(ディスクリート、ロジック、MOSFETなどの製造・販売)の売却を完了したことを発表した。

同コンソーシアムは同事業買収にあたり、約27億5000万ドルを支払い、新会社として「Nexperia」を設立。これにより、NXPの旧スタンダード・プロダクト事業部門が有していた専門ノウハウ、製造リソース、主要な人員を保持した独立企業が誕生したこととなる。

なお、Nexperiaのディスクリート、ロジック、MOSFETデバイスにおける生産能力は年間850億個で、車載関連の製品規格などにも対応することが可能。従業員は全世界で1万1000名ほどで、日本でも2月6日より営業が始まっているという。