ヴォーカーズは2月17日、「新卒入社して良かった上場企業ランキング」を発表した。同ランキングは、上場企業の「新卒入社」社員からの会社評価レポート2万2618件を対象に集計したもの。

ランキングトップとなったのは三菱商事で、第2位に住友商事、第3位にリクルートホールディングスがランクインした。そのほか、総合商社は伊藤忠商事(第8位)、三井物産(第9位)、丸紅(第17位)と、トップ20に5社がランクインする結果となった。

新卒入社してよかった上場企業ランキング 資料:ヴォーカーズ

ランクインした企業の社員の口コミでは、「入社理由の妥当性」について「妥当だった」という回答が多く見られたことから、同社は学生側の就職活動における企業研究、企業側の真摯な情報発信、両者の「入社前と後のギャップ」を作らない努力が高い満足度につながっていると分析している。

また、口コミには入社を決めた時に認識しておくべきだったと感じていることも寄せられているという。その例として、若手のうちは、現場の厳しい作業を経験する必要がある。世間では、グローバルなイメージが強くあるようだが、海外で活躍するまでの基礎は本社や出向先でしっかりと身に付ける必要がある。最初の数年は下積み経験を覚悟しておくべき」(営業、新卒入社、男性、伊藤忠商事)などが紹介されている。