ヤフーは2月10日、マルチスクリーン環境におけるデバイスの利用動向に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査は16歳以上の男女 3万2848人に実施。回答結果からパソコン・スマートフォン・タブレットのどれかを月1日以上利用している4146人を抽出し、追加調査を実施した。
追加調査の結果によると、回答者の41%が毎日2台以上の異なるデバイスを利用していることがわかった。
使用する時間や場所、目的によってデバイスを使い分けており、例えば、パソコンを使ってインターネット上で検索した内容をスマホが引き継ぎ、外出先でも調べるといった使われ方がされている。
デバイス別では、スマートフォンの利用頻度が最も高く、回答者の93%がほぼ毎日利用していることがわかった。利用頻度の平均は1日9回で、合計時間が47分。
利用目的は、動画視聴、地図、ナビゲーション機能、暇つぶしなどがほかのデバイスに比べて高い傾向にあった。動画視聴の割合は特に若年層が高かった。
タブレット端末は、利用場所が自宅が75%と高い。目的は、動画、電子書籍を楽しむ人が多い。テレビの視聴中や、音楽鑑賞中に一緒に利用する「ながら利用」が多いことが特徴だという。
パソコンは、タブレットと同様に自宅での利用が多く、1回の利用時間が103分と長い傾向があった。利用目的は、ショッピング、資料作成、旅行の予約など、幅広く使われている。
ヤフーは、今回の調査結果をWebページにて動画と画像で公開している。