サイレックス・テクノロジーは4月24日、同社の無線LANアクセスポイント「SX-AP-4800AN」に802.11rの高速ローミング対応機能を追加する計画であることを公表した。
802.11rはIEEEが定義した国際標準規格で、AppleのiOS搭載端末などが対応しており、「FT(Fast Basic Service Set Transition)」と呼ばれる機能を用いてネットワークアクセスの認証プロセスを簡素化することで、アクセスポイントから別のアクセスポイントに50ms秒以内にローミングさせるQoS技術。
なお、同社では2014年5月末に自社のWebサイト上に対応ファームウェアを公開する予定としており、これによりユーザーは新たな無線接続品質を向上させる機能の利用が可能になると説明している。