サイレックス・テクノロジーは11月26日、インタラクティブ画像伝送対応 無線LANアクセスポイント(AP)「SX-ND-4350WAN」を開発したと発表した。

同製品は、高度なセキュリティ機能を搭載したアクセスポイント(親機)で56台までの無線LAN機器を接続することが可能。また、Windows PCやタブレット端末の画面をインタラクティブボード、短焦点プロジェクタなどに無線LANで投影したり、インタラクティブボードや短焦点プロジェクタのタッチ操作信号の出力を仮想USBによって無線化し、画面を投影しているPCやタブレットに同期することが可能なインタラクティブ画像伝送機能を搭載。

これにより、タブレット端末と短焦点プロジェクタやインタラクティブボードを連携して利用する企業の会議室や学校の教室などにおいて、視覚的にわかりやすい会議や授業を行うことが容易になると同社では説明している。

また、併せて運用管理用ソフトウェア「SX Smart Setup」も開発。サーバを経由して、WAN/LANに接続されたSX-ND-4350WANのファームウェアを一斉にアップデートしたり、設定変更を行ったりすることが可能。さらに、定義ファイルをグループ分けして整理し、管理しておくことで、定義ファイルを変更するだけで、セキュリティポリシーの変更や年次更新などによるSX-ND-4350WANのすべての設定変更をWANまたはLAN環境内のサーバPCから一斉に行うことも可能だ。

なお、いずれも2013年12月18日より販売を開始し、定価はSX-ND-4350WANが4万9800円(税別)、運用管理ソフトウェアがオープン価格となっている。

インタラクティブ画像伝送対応 無線LANアクセスポイント「SX-ND-4350WAN」