日商エレクトロニクスは、ジュニパーネットワークスのファイアウォール、SRXシリーズのラインナップを拡充し、次世代インタフェースカード「IOCII(SRX5K-MPCと関連するインタフェースモジュールと光トランシーバー)」ならびにSRX5000シリーズの最新モデルの「SRX5400」の販売を4月8日から開始すると発表した。

「SRX5400」

「SRXシリーズ」は「Junos OS」ソフトウエアをベースに、ファイアウォール/VPN、IPS、NAT、UTM、Routingサービスなどを同一筐体で実現する統合型サービスゲートウェイ。

新たに取り扱いを開始する「IOCII」は100GbEのインタフェースを実現し、既設の筺体に導入することで、スループットを最大300Gbps(従来比1.5倍)まで拡充させることができる。 なお、「IOCII」はSRX5000シリーズに搭載可能なモジュールSRX5K-MPCとトランシーバーが搭載可能な2つのMICで構成される。例えばMICがSRX-MIC-10XG-SFPPの場合、10ポートの10Gトランシーバーが搭載される。価格は10GbE×10ポートの場合、200万円/ポートからとなっている。

一方の「SRX5400」は、従来に比べて36&の省スペース化と低価格化を実現した5Uサイズのシャーシ型サービスゲートウェイ。価格は1,300万円。