21_21 DESIGN SIGHT、三宅一生デザイン文化財団は、日本人の暮らしにとても身近で、日々の生活に欠かせない「コメ」をテーマにした企画展「コメ展」を開催する。開催期間は2月28日~6月15日(4月29日、5月6日を除く火曜は休館)、開館時間は11:00~20:00(4月19日は六本木アートナイト開催により24:00まで開館)。会場は東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHT。入場料は一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下は無料。

展覧会イメージビジュアル

川路あずさ(デザイナー)「コメ粒茶碗」

同展は、単なる食料としてだけでなく、日本人の文化の根幹をなす「コメ」のありようを見つめ直す企画展で、グラフィックデザイナーの佐藤卓と文化人類学者の竹村真一が展覧会ディレクターを務める。さまざまなジャンルのクリエイターが参加し、小さな虫になって、もみ・玄米・白米を見るとどう見えるのかを体験できるインスタレーション「コメ拡大版」(佐藤卓デザイン事務所)や「しめかざり」の美しい造形と多様性を紹介する展示(ことほき)、漢字の成り立ちから日本人の生活とコメの密接な関係を知る体験型展示「コメ偏漢字作り」(パーフェクトロン)、また、コメ一粒のために制作した「コメ粒茶碗」(川路あずさ)には通常のごはん茶碗一杯分(約3,000粒)のコメ粒をのせて展示するなど、多彩な作品が会場を埋めつくす。

なお、トークイベントやワークショップなども開催されるので、詳細は公式サイトをチェックしてほしい。