ネットエージェントは4月18日、Androidスマートフォンのアプリに存在する「ユーザーにとってのリスク」を判定する「secroid(セキュロイド)」の同社独自開発エンジンを利用し、外部へ発注したアプリが仕様以上の情報を取っていないか、ライブラリが異常な動作をしていないかなどといった検査を行うサービス「Androidアプリ個別解析サービス」の提供を発表した。同日より提供を開始し、サービス利用価格は1アプリにつき3500円/回(税別)。

同サービスでは、secroidによるリスク評価に加え、アプリがアクセスする可能性のあるURL、導入されている広告モジュールの一覧、アプリの電子署名の内容、プログラムのどこで個人情報・識別情報の取り扱いを行なっているか、開発用サーバーのIPアドレスなどが含まれていないかといった潜在リスクをチェックし、アプリのリスク管理をサポートするもの。

同社では、アプリ制作を外注する場合や、第三者によるライブラリを使用する場合などのチェックをサービス利用例として挙げている。なお、解析結果は依頼者のみに通知される。