NXP Semiconductorsは、USB3.0 SuperSpeedリドライバ「PTN36241B」を発表した。
同製品は、チャネルごとに5Gbpsをサポートし、オプション設定によって高い拡張性を実現できるデュアルチャネル・デバイスで、劣化した信号に対してイコライジングを行い、ディエンファシスをかけることでリンク性能を最大化し、シグナルインテグリティを高め、システムの信頼性を改善することが可能だ。
また、より高度な設定能力が要求される用途に対応するため、端子により5段階の設定を行うことができるI2Cバス・インタフェースのインテリジェントなマルチプレクシングが提供されている。
さらに、自動コンプライアンス技術をサポートしており、内蔵ステートマシンによって制御されるコンプライアンステストの実行を可能としているため、個別のハードウェアのコンプライアンスピンを不要にすることができる。
なお、同製品はすでに出荷を開始しており、価格は1000個未満の場合で1.00ドルからとなっている。