Cypress Semiconductorは、同社のタッチスクリーンソリューション「TrueTouch」がAndroid 3.0「Honeycomb」プラットフォームをサポートすることを発表した。
すでにTrueTouchを搭載したいくつかのHoneycombベースのタブレットが試作段階に入っているという。Android 3.0プラットフォームは、比較的大画面のデバイス(特にタブレット)専用に最適化されており、「ホログラフィック」ユーザインタフェース(UI)設計だけでなく、コンテンツ重視の対話モデルが採用されている。
Android 3.0に採用された同UIは、対話、ナビゲーション、カスタマイズにおけるパラダイムを変化させると共に、旧バージョンのプラットフォーム用に構築されたアプリケーションなどさまざまな機器で利用が可能だ。
Android 3.0向けに作成されたアプリケーションでは、UIオブジェクト、グラフィックやメディア機能などの機能が使用可能で、ユーザは新たなやり方で操作することができるようになると同社では説明しており、TrueTouchを用いると、ユーザーはAndroid 3.0のすべての機能を利用することができるという。
なお、同社は1チップTrueTouchソリューションとして最大11.6型の大型マルチタッチ タッチスクリーンに対応する「CY8CTMA884」ファミリを提供している。同ファミリは、スクリーン上で60個のセンシングI/Oチャネルを提供し、最大884ノードをサポートしている。