マットレスのサイズの選び方は?一覧表や注意点も紹介

マットレスサイズ一覧表とおすすめの選び方

マットレスを購入する際に、サイズをなんとなく決めてしまっているという方も多いのではないでしょうか。

マットレスはそこまで頻繁に買い替えるものではないため、買った後に後悔することがないよう、事前によく考えて購入することが大切です。

そこで今回は、マットレスのサイズの選び方のポイントや注意点などを詳しく解説します。

メーカー別のサイズ一覧表も紹介するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

目次

サイズの種類が豊富なマットレスですが、サイズ選びにはいくつかのポイントがあります。

ひとつ目のポイントとしては、使用する人数によってサイズを選ぶという事。

この章では、人数別におすすめのマットレスのサイズをご紹介します。

1人で寝るならシングルかセミダブル

1人でマットレスを使用する場合は、シングル、もしくはセミダブルのマットレスがおすすめです。

一人で寝る場合におすすめなマットレスサイズ

一般的な体格の方であればシングルサイズで十分ですが、体が大きい方や、ゆとりを持って寝たい人、寝相の悪い方などはセミダブルの検討をおすすめします。

実際に店舗などに足を運んで横になってみて、左右に寝返りを打っても窮屈に感じないサイズを選ぶと良いでしょう。

2人で寝るならダブルかクイーン

2人でひとつのマットレスを使用する場合は、ダブルかクイーンのマットレスがおすすめです。

二人で寝る場合におすすめのマットレスサイズ

ダブルベッドは、一般的な体格の男性と女性が並んで寝ても余裕のあるサイズ感で作られています。

クイーンサイズはさらに20センチほど大きめの幅で作られているため、体の大きな方や、ゆとりを持って眠りにつきたい方にはクイーンサイズがおすすめです。

3人(夫婦+子ども1人)で寝るならキング

3人(夫婦足す子ども1人)でひとつのマットレスを使用する場合は、キングサイズのマットレスがおすすめです。

三人で寝る場合におすすめのマットレスサイズ

小さな子供は寝返りの回数も多く、寝ている間の動きも活発です。

夫婦+子ども1人で一つのマットレスを使用する場合は、4〜5歳くらいまでであればキングサイズでもゆとりを持って使用することができます。

4人(夫婦+子ども2人)で寝るならシングル・セミダブル各×2枚

4人(夫婦+子ども2人)でひとつのマットレスを使用する場合は、シングルを2つ、もしくはセミダブルを2つ使用するのがおすすめです。

四人で寝る場合におすすめなマットレスサイズ

子どもが4〜5歳くらいまででそれぞれ一般的な体格であれば、シングルを2つ、もしくはセミダブルを2つ並べれば十分ゆとりを持って眠ることができます。

体の大きな方や寝相が悪い場合は、シングルを3つ、もしくはダブルを2つなども検討して見ても良いかもしれません。

【部屋の広さ別】マットレスのサイズの選び方

マットレスのサイズ選びのポイント2つ目は、部屋の広さに適したサイズを選ぶという事です。

大きなマットレスを購入しても、部屋の大部分をマットレスが占めてしまって生活しにくい・・・などということがないように、慎重に選ぶようにしましょう。

この章では、部屋の広さ別におすすめのサイズをご紹介します。

4畳~5畳ならシングル

4畳〜5畳であれば、シングルサイズのマットレスがおすすめです。

4.5畳の部屋


4〜5畳の部屋の場合、他にどんな家具を置くかも考えて選ばなければいけません。

特にクローゼットがある場合、扉の開閉にもスペースが必要なので注意してください。

また、シングルよりも小さい『セミシングル』というサイズ(幅85cm×長さ195cm)のマットレスも販売されているため、小柄な方や家具をたくさん置きたい場合であれば検討されるのも良いかもしれません。

6畳~7畳ならシングルかセミダブル

6畳〜7畳の部屋であれば、シングルかセミダブルがおすすめです。

6畳の部屋

6〜7畳の部屋に一人で寝る場合は、たとえセミダブルを置いてもスペースにはまだ余裕があります。

机や椅子、収納家具なども配置することができ、2人で寝る場合はダブルベッドを置くことも可能です。

8畳~9畳ならダブル

8畳〜9畳の部屋にはダブルのマットレスがおすすめです。

8畳の部屋

8畳以上になると、ダブルサイズのマットレスを置いても、他の家具を配置するのに十分な広さを確保することができます

また、使用する人数や部屋の間取りによってサイズを選ぶことも。

  • 一人暮らしのワンルームであればシングルやセミダブル
  • 一人でゆったりと眠りたい場合はダブルサイズ
  • 2人で使用する場合はクイーンサイズ

など、状況に合わせてマットレスを選ぶようにしましょう。

10畳以上ならキング

10畳以上の大きなお部屋であれば、キングサイズのマットレスを置くのもおすすめです。

10畳の部屋

キングサイズのマットレスを置いたとしても、スペースにはかなりの余裕があります

ベッド以外の家具を置くこともでき、インテリアを楽しむこともできます。

ワンルームの場合はもう少し小さなサイズを検討するのも良いかもしれませんね。

マットレスの一般的なサイズ一覧表

日本で販売されているマットレスは、『JIS規格』という国家規格によって基準が定められています

JIS規格のマットレスのサイズは以下の表を参考にしてください。

マットレスサイズ一覧表
(表記)呼称サイズ
(SS)セミシングル横幅80×長さ195cm
(S)シングル横幅97cm×長さ195cm
(SD)セミダブル横幅120cm×長さ195cm
(D)ダブル横幅140cm×長さ195cm
(Q)クイーン横幅160cm×長さ195cm
(K)キング横幅180cm×長さ195cm

日本で販売されているマットレスの多くは、この基準に沿ったサイズで作られています。

ただし、一部の海外メーカー品などは数センチサイズが違う場合があります。

次に、メーカー別のマットレスのサイズに違いがあるかどうか見ていきましょう。

ここでは、人気の高いマットレスのサイズを比較し、以下の表にまとめましたので参考にしてください。

メーカーサイズ(横幅×縦幅)
エアウィーヴ(SS) –
(S)100cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)160cm×195cm
(K)180cm×195cm
ニトリ(SS) –
(S)97cm×197cm
(SD)120cm×197cm
(D)140cm×197cm
(Q)170cm×197cm
(K) –
IKEA(イケア)(SS)80cm×200cm
(S)90cm×200cm
(SD)120cm×200cm
(D)140cm×200cm
(Q)160cm×200cm
(K) –
無印(SS)80cm×195cm
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)160cm×195cm
(K) –
モットン(SS) –
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q) –
(K) –
雲のやすらぎ(SS) –
(S)100cm×200cm
(SD)120cm×200cm
(D)140cm×200cm
(Q) –
(K) –
コアラマットレス(SS) –
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)170cm×195cm
(K) –
東京西川エアー(SS)80cm×195cm
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q) –
(K) –
エムリリー(SS)80cm×195cm
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q) –
(K) –
シモンズ(SS) –
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)152cm×195cm
(K)180cm×195cm
トゥルースリーパー(SS) –
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)160cm×195cm
(K) –
マニフレックス(SS)80cm×195cm
(S)100cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)160cm×195cm
(K) –
テンピュール(SS) –
(S)97cm×195cm
(SD)120cm×195cm
(D)140cm×195cm
(Q)160cm×195cm
(K) –
サータ(SS)81.5cm×196cm
(S)97cm×196cm
(SD)122cm×196cm
(D)139cm×196cm
(Q)150cm×196cm
(K)180cm×196cm

各メーカーによって数センチの違いがあるほか、取り扱いのあるサイズにも違いがあることがわかりました。

また、各メーカー内でも商品によってサイズが異なる場合がありますので、購入前にしっかりと確認するようにしてください。

ベッドにマットレスのサイズが合わないときは?

マットレスは全てが規格通りではないため、ベッドフレームにマットレスを乗せて使用する場合は注意が必要です。

購入したベッドフレームがシングルなので、マットレスもシングルサイズを購入したのにサイズが合わない・・・

などということがないように、ベッドフレームのサイズとマットレスのサイズ、両方を確認するようにしましょう。

『購入したいベッドフレームとマットレスのサイズがどうしても合うものがない』といった場合は、ベッドフレームをオーダーメイドするのもおすすめ。

ベッドフレームのメーカーに直接問い合わせをしてマットレスのサイズを伝えれば、サイズを作り変えてくれる場合があります。

マットレスを選ぶ際には、使用する人数やお部屋の大きさによってサイズを考えることが大切です。

その他にも、マットレスを選ぶ際に注意していただきたいポイントがあります。

そのポイントを4つ解説しますので、マットレスの購入を検討されている方はぜひチェックしてください!

高身長の人はロングサイズも検討する

一般的なマットレスのサイズ(長さ)は、195センチに設定されているものが多いです。

身長が高い方にとって、195センチでは窮屈に感じてしまう場合があります。

そんな方には、ロングサイズのマットレスがおすすめです。

<ロングサイズのマットレスの特徴>

  • マットレスのサイズ(長さ)が205センチ〜215センチで作られている。
  • 身長が180センチ以上の方におすすめ
  • 高身長の方でも手足を伸ばして広々と眠ることができる

ただし、ロングサイズは取り扱うメーカーも限られているため、選択肢が狭くなってしまうことに注意が必要です。

サイズだけでなく厚みも重視する

マットレスはサイズだけでなく、厚みも重視して選ぶことが大切です。

マットレスの厚さ別の特徴を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

マットレスの厚み特徴
3〜5㎝・マットレスの上に敷いて使用する(トッパーともいう)
・価格を抑えて寝心地を改善したい人におすすめ
7㎝・小柄な方におすすめ
・持ち運びが多い人に
10㎝・ウレタンのマットレスの標準的な厚さ
・自立するので壁に立て掛けやすい
15㎝・底つき感がないマットレス
・ウレタンマットレスとしては十分な厚み
20㎝・コイルマットレスの一般的な厚み
・ベッドフレームとの併用におすすめ
25㎝・高級マットレスに多い厚み
・高品質のマットレスをお探しの方におすすめ
30㎝・最上級のマットレスをお探しの方におすすめ
・耐久性も重視したい方に

また、使用する人の体重や、使用する環境によってもおすすめの厚さが変わります

体重おすすめのマットレスの厚み
40kg〜5cm 〜
60kg〜7cm 〜
80kg〜10cm 〜
100kg15cm 〜

マットレスを底つき感なく使用するためには、体重によって最低限の厚みがあることを覚えておくと良いでしょう。

また、毎日立てかけて湿気対策をしたい場合などは、持ち運びしやすい厚みのものを選ぶことも大切です。

マットレスを連結するときはズレに注意

マットレスを連結して使用する場合は、マットレスのズレに注意が必要です。

特に小さな子どもと寝る場合、マットレスがずズレて隙間に落ちてしまうといったことがないように、しっかりと対策を考えましょう。

マットレスのズレ対策には以下のような方法があります。

  • 固定バンドを使用する
  • スキマパッドを使用する
  • 滑り止めのシートをマットレスの下に敷く  など

また、マットレスを並べて使用するときに便利な『連結ベッド(ファミリーベッド)』という商品も販売されています。

引用元:RASIK公式サイト

連結用のパーツでしっかりとベッド同士を繋ぐことができるため、マットレスを並べて使用する場合はあわせて使用してみてはいかがでしょうか。

マットレスのサイズを決めてからベッドフレームを選ぶ

ベッドフレームとマットレスを購入する場合は、先にマットレスのサイズを決め、それに合わせてベッドフレームを選ぶようにしましょう。

ベッドフレームにはスノコのようなローベッドタイプのものや、ベッド下に収納がついたタイプのもの、2段ベッドなどがあります。

ローベッドタイプでは底つき感のない厚みのもの、収納がついたタイプは軽量のもの、2段ベッドでは厚みがありすぎないものなど、それぞれマットレスとの相性があるため注意が必要です。

マットレスサイズのよくある質問・Q&A

シングルマットレス2個のサイズは何になりますか?

シングルのマットレスを2台並べると、横幅が200センチになります。

一般的にダブルサイズで横幅140センチ、クイーンサイズで横幅170センチとなるため、ダブルサイズやクイーンサイズよりも広くなります

ベッドフレームを使用せずにマットレスだけで寝てもいいですか?

ベッドフレームを使用せず、マットレスを直置きして使用しても問題ありません

ただし、敷きっぱなしではカビが繁殖する場合があるため、使用後は立てかけて陰干しするなどのメンテナンスが必要です。

ニトリで買ったマットレスはどうやって処分すればいいですか?

ニトリでは新しい家具を購入した場合のみ、要らなくなった家具の引き取りサービスを行っています。

購入した家具(組立家具は除く)と引取りする家具が同数量、同容量であれば、1つにつき4400円(税込)で引取ってもらうことができます。

様々な条件があるため、該当しない場合は粗大ゴミとして処分するようにしましょう。

まとめ

今回は、マットレスを選ぶ際に重要なサイズ選びのポイントについて解説しました。

マットレスのサイズはメーカーによって若干の違いがあることや、体格によっておすすめのサイズが違うことがわかりました。

また、大きさだけでなく厚みも重視して選ぶことが大切です。

この記事を参考に、ご自身にぴったりのマットレスのサイズを見つけていただければと思います。

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この記事を書いた人

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