車検は、公道を走るために2年に一度必ず行わなければいけない法令ルールです!
そんな車検を行う際にどうしても気になるのが費用ですよね!
「車検費用が20万円を超えた!泣」なんていう悲しい声や、逆に「車検費用が思ったより安く収まった!」みたいな声など、色々な感想が周りから聞こえてきませんか?
そこで本記事では気になる車検費用について徹底的に解説していきます!
一体車検費用は安いのか?高いのか?この記事を読めば料金の差が出る理由や、あなたの車で実際にかかる料金の目安がわかるのはもちろん、費用を安く抑える方法から車検業者の選び方までご紹介していきますので是非最後までお読みください!
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車検費用の相場
まず初めに車検にかかる費用は40,000〜150,000円程と認識しておきましょう。それ以下の場合もありますし、逆にそれ以上になってしまうケースもあります。
ここまで金額差が大きい理由として最初に挙げられるのは車体重量による違いです。
車検費用は軽自動車のが安い
まずは重量毎の平均的な車検費用をご紹介します!
種類 | 全国の料金相場 | 主な車種 |
軽自動車 | 42,880円〜 | N-BOX, タント |
小型自動車 | 53,590円〜 | マーチ, フィット |
中型自動車 | 62,130円〜 | プリウス, キューブ |
大型自動車 | 70,650円〜 | クラウン, セルシオ |
車検費用は重量だけでなく年式や車の状態によっても違う
車検費用は軽自動車、小型自動車、中型自動車、大型自動車など車の大きさ、正確には車両重量によって異なりますが、それだけでなく年式や車の状態によっても料金が変わってきます。
年式に関しては13年経過、18年経過毎に車体重量税の料金が上がるため料金が高くなります。
車の状態によって料金が変化する理由は故障箇所の修復代が発生したり、部品の交換が必要な場合に料金が上がってしまうと言う点が考えられます。
このように車検の費用は人それぞれ大きく変わるものなので端的に相場をお伝えするのは難しいですが、全体的に見ると冒頭でお伝えした40,000〜150,000円程と言うことになります。
ここからさらに詳しく解説していきます!
車検費用の内訳 法定費用と車検基本料
車検費用は大きく分けて法定費用と車検基本料の2つから成り立ちます。
法定費用は重量税、自賠責保険、印紙代の3項目の合計金額となり、こちらはどの業者で車検を行う場合でも必ず必要な費用となります。
一方車検基本料は業者毎に自由に金額を設定出来る項目となり、これによって車検費用が高い業者と安い業者の差が生まれます。
- 法定費用:国によって定められた最低限かかる費用
- 基本車検料:各店舗に任されたその他の費用
分類 | 項目名 | 詳細 |
法定費用 (一律) |
自動車重量税 | 車両重量の増加に応じて課される税金。 自家用乗用車、軽自動車を問わず、新車購入時の初回登録時および継続車検時に、 次回の車検までの3年ないし2年間の税額をまとめて納める。 |
自賠責保険料 | 車の所有者が必ず加入しなければならない保険。 加入後に交付される「自賠責保険証明書」は、運転時に携帯する義務が課されている。 |
|
印紙代 | 検査費用や車検証の発行手数料を支払うための印紙と証紙の代金。 印紙は国に、証紙は地方自治体に支払った税金や手数料を納めたことを証明する証票のこと。 |
|
車検基本料 (車検店舗によって異なる) |
点検手数料 | 名称は各お店によって異なるが、車検の点検料金のこと。 依頼するお店や内容によって料金も変動する。 |
その他諸費用 | 車検に係る書類作成代や整備以外のテスター使用料など。 依頼するお店によって異なる。 |
法定費用の料金表
法定費用の料金表を車種毎にまとめました。
法定費用だけを見ても軽自動車と特大自動車では大きく料金が変わってきます。
– | 軽自動車 | 小型自動車 | 中型自動車 | 大型自動車 | 特大自動車 |
0.5〜1t未満 | 1〜1.5t未満 | 1.5〜2t未満 | 2〜2.5t未満 | ||
自賠責保険料 | 21,140円 | 21,550円 | 21,550円 | 21,550円 | 21,550円 |
重量税 | 6,600円 | 16,400円 | 24,600円 | 32,800円 | 41,000円 |
(エコカー) | (5,000円) | (10,000円) | (15,000円) | (20,000円) | (25,000円) |
(13年経過車) | (8,200円) | (22,800円) | (34,200円) | (45,600円) | (57,000円) |
(18年経過車) | (8,800円) | (25,200円) | (37,800円) | (50,400円) | (63,000円) |
印紙代 | 1,100円 | 1,200円 | 1,200円 | 1,200円 | 1,200円 |
法定費用合計 | 28,840円 | 39,150円 | 47,350円 | 55,550円 | 63,750円 |
(エコカー) | (27,240円) | (32,750円) | (37,750円) | (42,750円) | (47,750円) |
(13年経過車) | (30,440円) | (45,550円) | (56,950円) | (68,350円) | (79,750円) |
(18年経過車) | (31,040円) | (47,950円) | (60,550円) | (73,150円) | (85,750円) |
※印紙代は業者によって多少前後する場合があります。
車検費用の中の車検基本料とは
ここまで法定費用について深く解説してきましたが、次に車検基本料について解説していきます。
そもそも車検基本料とは、法定24ヶ月点検を行う際の点検整備費用や代行手数料などを合わせたものなのですが認識としては点検や整備にかかるお店が設定した作業料と考えればわかりやすいと思います。
車検は主に、
- 正規ディーラー
- ガソリンスタンド
- カー用品店
- 車検専門業者
- ユーザー車検
のいずれかで行うことが一般的です。
その中で正規ディーラーの車検基本料は他に比べて高くなっています。逆にこの中で一番安く済ませられるのはユーザー車検となります。
なぜ正規ディーラーは高く、ユーザー車検は安いのか。その他の業者はどうなのか、各業者の特徴と共に見ていきましょう!
正規ディーラー車検の特徴
正規ディーラーでの車検とは新車購入時に利用した店舗で車検を行うことです。
車検内容については、点検項目が多く純正部品を使用した整備点検による高い品質の車検が受けられるというメリットがあります。
しかし、高品質の作業を行うための車検基本料金、純正部品を使用した整備になるため費用が高くなってしまう傾向があります。
ガソリンスタンド車検の特徴
コスモ石油のコミッと車検やENEOSのDr.Drive車検などガソリンスタンドが提供する車検で、店舗数が多く、給油ついでに車検の相談や見積もりが受けることが可能です。
車検基本料金を低価格に抑えていたり洗車サービスや給油クーポンを付帯する特典が多い傾向があり、車検費用が還元されるようなお得感があります。
ただし、お店によって受けられるサービスや車種が異なるため事前確認が必要です。
カー用品店車検の特徴
イエローハットやオートバックスなど、カー用品店として知られるお店でも車検を受けることができます。
最大の特徴は、店舗に豊富な部品を取り揃えており好きな部品を自由に選べるメリットがあること。
質の良い部品を使いたい・できるだけ費用を抑えたい等のニーズに幅広く対応しているので相談しながら整備内容を決められる安心感があります。
ただし、繁忙期は混雑が予想されるので事前予約・見積もりが必要です。
車検専門業者の特徴
スピーディー・低価格で車検が受けられる点が大きな特徴です。
もちろん高品質車検等の幅広いニーズにも対応しています。
各車検コースがわかりやすくプラン化されているため、はじめての車検でよくわからないという方も安心してコース選択ができる仕組みになっています。
ただし、車種によって車検ができない・必要最低限の点検のみという場合がありますので事前確認が必要になります。
ユーザー車検の特徴
ユーザー車検とはユーザー自ら運輸支局にて点検や整備を行う車検になります。
ユーザー車検を行う最大のメリットは車検基本料がかからないと言うことです。その為費用を安く抑えたい方を中心に徐々に利用者が増えてきました。
しかしながら予備知識やしっかりとした準備が必要な上に、全て自分で点検しなくてはいけないので労力と時間がかかります。
車検費用 業者別比較表
ここまでに説明したように車検費用は様々な条件によって大きく異なるため「料金は〇〇円です!」とお伝えするのは難しいです。
しかし業者によっては基本的な料金を明示しています。
ここでは人気のある9業者の表にまとめました!
業種 | 車検専門チェーン | ガソリンスタンド |
カー用品店 | ||||||
業者名 |
|
|
|
||||||
アップル車検 | ホリデー車検 | 車検館 | 車検のコバック | コスモの車検 | Dr.Drive車検 | オートバックス | イエローハット | ジェームスJMS | |
軽自動車 | 45,430円〜 | 47,960円~ | 46,530円〜 | 38,280円〜 | 49,730円〜 | 57,530円〜 | 43,400円〜 | 42,076円〜 | 58,510円~ |
小型乗用車 | 58,910円〜 | 58,140円~ | 58,910円〜 | 48,260円〜 | 60,110円〜 | 67,910円〜 | 60,400円〜 | 52,256円〜 | 71,110円~ |
中型乗用車 | 68,210円〜 | 66,340円~ | 69,310円〜 | 56,460円〜 | 68,310円〜 | 76,210円〜 | 70,200円〜 | 60,456円〜 | 79,310円~ |
大型乗用車 | 77,510円〜 | 74,540円~ | 79,710円〜 | 64,660円〜 | 76,610円〜 | 84,410円〜 | 80,400円〜 | 68,656円〜 | 88,610円~ |
作業時間 | 最短45分〜 | 最短60分〜 | 平均90分〜 | 最短45分〜 | 最短1日〜 | 最短1日〜 | 最短1日〜 | 最短1日〜 | 最短1日〜 |
店舗数 | 100店舗以上 | 220店舗 | 12店舗 | 541店舗 | 多数展開 | 多数展開 | 500店舗 | 738店舗 | 91店舗 |
※「オートバックス」と「イエローハット」の料金は平均価格となります。こちらの業者は店舗によって料金が異なりますので詳細の料金は直接店舗にお問い合わせください。
車検業者はまだまだある!
ここにまとめた以外にも車検業者は多くあります。
それらを全て確認して比較するのは大変ですが、楽天Car車検では車検を受けたい地域の郵便番号を入力するだけで最寄りの複数の業者を簡単に比較でき「一番安い店舗」「一番評価の高い店舗」などを確認することができます。
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車検費用を安く抑える5つの方法
車検費用を安く抑える方法をご紹介します。
車検費用を安くしたいなら軽自動車を選ぶ
車両重量だけでも料金はかなり変わってきます。
その中で最も車検費用を安く抑えられるのはエコカーの軽自動車です。
車検費用は2年単位で必ずかかってくる費用なので長い目で見れば、そもそも車検費用を安く抑えられる車を選択することも節約のコツです。
複数の業者で見積もりを取り比較検討する
車検を行う際は一社で決めてしまうのではなく複数の業者で見積もりを取りしっかりと比較検討しましょう!
業者毎に料金は大きく変わるので費用を抑えたい場合は重要です。
日頃から車のメンテナンスをしっかりと行う
愛車の交換部品が多ければ多いほど車検費用は嵩んでしまいます。費用を抑えたい場合はそうした余計な費用を排除することが重要になってきます。
こまめな洗車やオイル交換等、日頃の点検を行うことにより部品の劣化防止はもちろん安心して車に乗ることができるので積極的に点検は行いましょう。
ユーザー車検を検討してみる
料金だけで考えれば基本的にはユーザー車検が一番安く抑えられます。
車検に対する知識がある程度あり、時間と労力に余裕のある方にはこちらがおすすめです!
しかし近年では民間車検業者の価格競争もあって、ガソリンスタンドや車検専門業者などではユーザー車検とほとんど差のない価格で提供している業者があるのも事実です。
いろんな観点で自分に一番適した方法を選ぶことも大切です!
特典やアフターサービスにも注目してみる
例えばガソリンスタンドの車検では実施後に一定期間ガソリン代が割引になるキャンペーンを行なっていたり、カー用品店の車検ではそのお店の商品を安く買えるクーポンが貰えたり。
車検費用自体がその場で安くならなくてもお得に車検を行える方法があります。
キャンペーンやサービスは店舗毎に違っていたりするので業者選びの際にその部分も確認し検討することがおすすめです!
車検費用が高くなることも?気を付けたい4つの注意点
車種・年式によって重量税が大きく異なります。
また、故障箇所があったり古い車の場合は当然部品交換が多くなってしまい輸入車の場合は部品を海外から取り寄せという場合も。
ポイントを4つに分けてご紹介しますので参考にしてみてください。
車体が大きい車種の車検
先ほどの軽自動車と逆になりますが、車の重量が重い=重量税は高くなります。
流行しているSUVやセダンタイプの車種は重量税が高くなってしまうので注意が必要です。
故障している箇所がある場合
部品に故障箇所があった場合、安全性に問題があるため部品交換をしなければ車検が通りません。
特に走行に大きな支障をきたすエンジン等の箇所が故障している場合は、大きく整備費用が上がってしまうので日頃の点検は怠らないよう注意が必要です。
登録から13年経過、または18年経過している車の車検
初年度登録から年数が経てば経つほど、経年劣化による部品交換箇所が増えてしまいます。当然整備費用が上がってしまうので注意しましょう。
また重量税は登録から13年経過している場合に料金が上がり、18年経過になるとさらに上がります。
輸入車の車検
輸入車の場合、車体と同様に部品も海外で製造・販売されていることがほとんどなので部品を輸入しないと手に入らない場合が多いです。
当然輸送費等の費用がかさんでしまいますので、車検費用が高くなってしまうケースが多いです。
車検費用の支払い方法はローンやクレジット払いが可能な場合も
車検費用の支払い方法は業者によって様々です。
一昔前までは現金一括払いが一般的でしたが、近年ではローンやクレジットカードの支払いに対応している業者も増えてきました。
中にはPayPayのような電子マネーに対応している店舗も!
ですが中には対応していない業者もあります。
ローンやクレジット払い、電子マネーでの決算を考えている場合は店舗に事前に確認しましょう。
車検費用の比較や見積もりを簡単に行える方法
車検費用を安く抑えることもそうですが、それ以上に納得した車検を行うために重要なポイントはとにかく複数の業者を比較し検討することです。
楽天Car車検では全国5,000店舗以上の中から条件にピッタリの店舗を簡単に見つけることができ、さらにネット上で簡単に見積もりも行えます!
対応している支払い方法やキャンペーン・特典などの情報もしっかりと確認できるのでとてもおすすめです!
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まとめ
最後まで読んでいただき有難うございました!
今回は車検費用について徹底的に解説させていただきました!
本記事をぜひ参考にして頂き、安心で納得の出来る車検を安く受けて頂けたらと思います!
本当に!?車検をやめて「車を高く売る」ほうが得なの?
はい、正解のこともあります!車検前は、車を高く売る最後のチャンスです。車検費用が高額なら、この機会に車を高く売ることを検討してはどうでしょうか?車検が近い時期は、車を高く売って新車買い替えの軍資金を手にするチャンスです!当然ながら、【車検が切れる前の時期が買取価格は最大になります!】
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