熊本のコンテナハウス施工会社おすすめ7選!2024年最新情報

小規模の店舗や事務所、イベント開催などで熊本でもコンテナハウスを見かける機会が増えてきました。商業用だけでなく、住居として購入する人もいます。

コンテナハウスは施工に時間がかからず、価格も通常の建物に比べて安いので、さまざまな分野で役立っています。しかし「どの業者に施工を頼むべき?」「熊本の夏の暑さには耐えられる?」など、導入に関する疑問も多いでしょう。

本記事では、熊本県のおすすめのコンテナハウス業者を7つ厳選して紹介します。各サービスの特徴を比較して、業者の選び方やコンテナハウスを使うメリット・注意点もまとめたので、自分に合った施工会社を見つけるための参考にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • 熊本におけるコンテナハウス施工の需要が増加しており、特に小規模店舗事務所イベント施設としての利用が見られます。本文では、熊本県内で信頼できるコンテナハウス業者7社が紹介されており、各社の特徴やサービス内容が詳しく解説されています。
  • コンテナハウスの導入に際しては、コストデザイン性能の3点を重視する選び方が推奨されています。また、熊本の夏の暑さ対策など、地域特有の環境条件に適した選定が必要。
  • コンテナハウスは設置費用が比較的低く、施工期間も短いことから、多様な用途での活用が可能です。しかし、設置場所選びの際には気密性熱がこもりやすい点に注意が必要であり、固定資産税が課税される点も考慮する必要があるでしょう。
目次

熊本のコンテナハウス施工会社のおすすめ7選を一覧比較

今回紹介するコンテナハウス業者7つを一覧にまとめました。熊本県内にある会社だけでなく、全国から熊本県の施工に対応している業者をピックアップしています。

スクロールできます
会社名アーススマートエムズホームコンテナハウスジャパンコンテナハウス2040.jpIRON HOUSE TETSUYAコンテナワークスモデルノデザイン
所在地大分県国東市国東町
治郎丸427-1
熊本市南区川口町
1907-3
宮崎県都城市平塚町
3085-6
神奈川県横浜市都筑区
茅ヶ崎東3-26-4 #103
東京都八王子市元八王子町
1-419
東京都渋谷区代官山町1-8
代官山太平洋ビル2階
神奈川県相模原市緑区
原宿南3-7-18
事業内容・コンテナハウス施工
・新築物件設計、施工
・古民家再生事業
・コンテナハウス製造、施工
・各種工事
・メンテナンス
・新品/中古コンテナ販売、
設置、改装
・コンテナハウス企画、
設計、施工
・コンテナハウスデザイン、
輸送、施工
・各種申請
・メンテナンス
・建築用コンテナユニット
の設計、開発
・コンテナハウスのデザイン、
施工
・建築用JISコンテナ卸業
・建築
・内装工事
・デザインなど
・コンテナ建築
・コンテナ商業建築
・リフォーム工事
・エクステリア工事
・建築工事全般
用途・住居
・店舗
・倉庫など
・住居
・店舗
・事務所など
・住居
・店舗
・事務所など
・店舗
・宿泊施設
・オフィス
・イベント施設など
・住居
・店舗
・オフィスなど
・住居
・店舗
・事務所
・集合住宅など
・住居
・店舗
・オフィスなど
取扱サイズ・12ft
・20ft
・40ft
・20ft
・40ft
・10ft
・12ft
・20ft
・40ft
・20ft
・40ft
要問い合わせ・10ft
・12ft
・20ft
・40ft
・20ft
・40ft
おすすめポイントDIY可能プランも選べる入念なヒアリングで
希望をかなえる
10ftの小さいサイズや
中古コンテナも豊富
高いデザイン性と
豊富な実績で信頼できる
独自開発の建築用コンテナの
前衛的なデザイン
フルオーダーメイドで
希望のデザインを実現
製造から施工まで
一貫性を重視
リンク

※2023年2月調査

熊本のコンテナハウス施工会社のおすすめ7選

ここからは、おすすめのコンテナハウス業者の特徴を1つずつ深掘りしてみましょう。それぞれ、どんな人におすすめなのかも解説するので、理想のコンテナハウスづくりに役立つ業者を見つけてください。

アーススマート

※画像引用元:アーススマート公式サイト
  • 所在地:大分県国東市国東町治郎丸427-1
  • 用途:住居、店舗、倉庫など
  • 取扱サイズ:12ft、20ft、40ft

アーススマートは大分県にあるコンテナハウス業者です。九州にある会社なので、熊本の気候や環境に配慮したコンテナハウスづくりができます。コンテナハウス事業だけでなく、新築物件の施工や古民家再生のリノベーション事業もおこなっているので、施工やアフターメンテナンスまで依頼可能です。

アーススマートでは、フルオーダーでカスタマイズできるプランからオリジナリティを発揮しやすいDIYプランまで、希望に合わせて施工できます。イベントや店舗用、居住用など、さまざまな用途に対応しています。

DIYプランでは、プロの技術が必要な部分の施工は任せて、内装などこだわりたい部分は自分で自由に施工できるのが魅力。低予算でコンテナハウスを導入したい人にもおすすめです。

アーススマートはこんな人におすすめ!
  • 施工からアフターメンテナンスまでまとめて依頼したい人
  • 熊本の環境に合ったコンテナハウスを作りたい人
  • できるところは自分でこだわり、低予算でコンテナハウスを導入したい人

エムズホーム

※画像引用元:エムズホーム公式サイト
  • 所在地:熊本市南区川口町1907-3
  • 用途:住居、店舗、事務所など
  • 取扱サイズ:20ft、40ft

エムズホームは、熊本市内に事務所があるコンテナハウス専門の施工業者です。熊本市内をはじめ、九州各地のコンテナハウス施工に多くの実績を重ねているため、熊本の環境に適したコンテナハウスがつくれます。

製造から建築、各種申請手続き、メンテナンスなど、コンテナハウス設置に関わるすべてを任せられるのが特徴です。施工や設計は入念なヒアリングによっておこなわれるので、理想のコンテナハウスづくりが実現するでしょう。

取り扱うコンテナは新品から中古まで豊富です。また、災害時に備えて即納品・即工事できる体制も整えられており、地域貢献活動にも前向きな印象を受けます。

エムズホームはこんな人におすすめ!
  • 熊本の地域貢献に努める会社に頼みたい人
  • 申請やメンテナンスなどフォローが充実した業者を選びたい人
  • とことん話し合って理想のコンテナハウスづくりを実現したい人

コンテナハウスジャパン株式会社

※画像引用元:コンテナハウスジャパン公式サイト
  • 所在地:宮崎県都城市甲斐元町12-27(2023年3月に都城市平塚町3085-6に移転予定)
  • 用途:住居、店舗、事務所など
  • 取扱サイズ:10ft、12ft、20ft、40ft

コンテナハウスジャパンは、宮崎県にあるコンテナ販売やコンテナ改造・設計施工をおこなう業者です。シンプルなデザインの事務所や倉庫から、いくつかのコンテナを組み合わせたおしゃれな住宅まで、さまざまなコンテナハウス施工に対応しています。

中古コンテナの改造施工にも対応しているので、所有するコンテナをおしゃれに改造したい、便利にしたいといった要望にも対応可能です。

InstagramやFacebookに施工事例や完成までの過程がアップされているので、イメージがつかみやすい点も魅力です。ぜひチェックしてみてください。

コンテナハウスジャパンはこんな人におすすめ!
  • 幅広いコンテナハウス施工に実績がある会社を選びたい人
  • 所有しているコンテナの改造・改築を依頼したい人
  • 施工事例を動画や写真で詳しくチェックしたい人

コンテナハウス2040.jp

※画像引用元:コンテナハウス2040.jp公式サイト
  • 所在地:神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東3-26-4 #103
  • 用途:店舗、宿泊施設、オフィス、イベント施設など
  • 取扱サイズ:20ft、40ft

コンテナハウス2040.jpは、建築デザイン実績13年・コンテナハウス実績5年のなかで、1,350件以上のコンテナハウス施工に携わってきました(2023年2月時点)。豊富な経験を活かしてさまざまなコンテナハウスづくりに対応しており、日本だけでなく世界中で実績が発揮されてきました。

施工事例をみてみると、レストランやコンビニ、海の家といった飲食・店舗の実績が特に多いです。デザイン性が高いため、アパレルショップやカフェなどの内装や外装にこだわりたい場所にも、コンテナハウス2040.jpのコンテナが選ばれています。

また、充実したアフターフォローにも定評があります。導入後のメンテナンスにも対応してもらえるので、わからないことがあっても安心です。

コンテナハウス2040.jpはこんな人におすすめ!
  • 国内外問わず実績を重ねたコンテナハウス業者を選びたい人
  • デザイン性を重視しておしゃれなコンテナハウスを作りたい人
  • 建築後のメンテナンスまで一貫してフォローしてほしい人

IRON HOUSE TETSUYA(有限会社LIFIX)

※画像引用元:IRON HOUSE TETSUYA公式サイト
  • 所在地:東京都八王子市元八王子町1-419
  • 用途:住居、店舗、オフィスなど
  • 取扱サイズ:要問い合わせ

東京都八王子市にあるコンテナハウス業者IRON HOUSE TETSUYAでは、日本全国のコンテナハウス施工に対応しています。独自の断熱技術で、熊本の蒸し暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。

IRON HOUSE TETSUYAのコンテナハウスは、海上輸送用コンテナではなく独自開発の建築用コンテナユニットを使用しています。建築用のユニットで建築確認を全国で取得でき、カスタマイズできるデザインの自由度の高さも人気を集めている理由です。

おしゃれなコンテナ住居やカフェ・レストランなどの飲食店、宿泊施設のトイレ棟など、さまざまな用途で使用されています。公式サイト内のギャラリーページで内部の写真まで閲覧できるので、ぜひ参考にしてください。

IRON HOUSE TETSUYAはこんな人におすすめ!
  • 季節を問わず快適に過ごせるコンテナハウスをつくりたい人
  • 独自開発の建築用コンテナユニットで機能性・デザイン性を追求したい人
  • どのような施工実績があるのか詳細まで見て業者を選びたい人

コンテナワークス( 株式会社 バローワークス)

※画像引用元:コンテナワークス公式サイト
  • 所在地:東京都渋谷区代官山町1-8 代官山太平洋ビル2階
  • 用途:住居、店舗、事務所、集合住宅など
  • 取扱サイズ:10ft、12ft、20ft、40ft

コンテナワークスは、個人利用の住居コンテナからビジネス向けの商用コンテナ、投資物件としてのリゾートコンテナなど、多様な用途に対応するコンテナハウス業者です。

既存のコンテナを使用するだけでなく、建築のために製作する建築用コンテナをオーダーメイドで生産するなど、希望用途やデザインに合わせたコンテナハウスがつくれます。

また、コンテナワークスが手がけたリゾートコンテナハウスが山中湖にあり、実際に宿泊が可能です。リゾートコンテナを投資用に持ってみたい人や、コンテナハウスの暮らしを体験してみたい人は調べてみるとよいでしょう。

コンテナワークスはこんな人におすすめ!
  • オーダーメイドで希望にぴったり合ったコンテナハウスをつくりたい人
  • 投資用にコンテナハウスの導入を検討している人
  • 実際に体験してみてからコンテナハウスの導入を検討したい人

モデルノデザイン

※画像引用元:モデルノデザイン公式サイト
  • 所在地:神奈川県相模原市緑区原宿南3-7-18
  • 用途:店舗、ショップ、住居、オフィスなど
  • 取扱サイズ:20ft、40ft

モデルノデザインは、コンテナ製造からコンテナハウスの施工まで一貫した体制に強みがあります。代理店を介していないので、責任の透明性が高く安心です。神奈川県にある会社ですが、全国どこでもモデルノデザインが施工にあたります。

一貫性を重視することで、デザインや機能面での希望もかなえることが可能です。やり取りするのはモデルノデザイン1社だけなので、見積もり時に話した希望が実現できなかったり、施工が進んでいくうちに断られてしまったりという心配がありません。

また、品質の高さもメリットのひとつです。コンテナハウスのデメリットのひとつである雨漏りや結露の問題を理解し、十分に対策を施した商品を提供しています。

モデルノデザインはこんな人におすすめ!
  • コンテナ製造から任せられる業者を選びたい人
  • 製造から施工まで一貫した体制で安心感がほしい人
  • 雨漏りや結露のリスクが気になっている人

コンテナハウス施工業者の選び方

コンテナハウス施工業者を選ぶにあたって重視したいのは、次の3つの条件です。

  • 費用
  • デザイン
  • 性能

上記3つのどれを重視するかで向いている業者は変わってきます。それぞれの条件について詳しく解説します。

費用で選ぶ

コンテナハウスを導入するうえで、あらかじめ予算を決めることは大切です。施工業者を選ぶ際も、予算に合った費用で施工できるか確認することをおすすめします。

コンテナハウスを導入するためには、コンテナ本体の価格以外にも設置費用・輸送費・内装費・配管工事費といった費用がかかります。コンテナ本体価格に惑わされず、施工全体にかかる費用を考えて業者を選ぶようにしましょう。

見積もりを依頼すると、費用の概算と内訳を提示してもらえます。基本的には無料で見積もりできるので、複数社で比較してみるのもひとつです。

費用重視の人におすすめのコンテナハウス業者2選

比較項目強み公式サイト
アーススマートフルオーダーからDIYプランまで、予算に応じて選べるhttps://www.earthsmart.jp/
コンテナハウスジャパン再生品や小さなサイズなど安い商品もあるhttps://www.containerhouse-mj.com/

デザインで選ぶ

デザインを重視して施工業者を選ぶ方法もあります。デザイン性の高いコンテナハウスをつくりたいなら、内装・外装の施工技術の高い業者を選ぶのがおすすめです。

また、使用用途によっても使う技術が異なるので、店舗に使いたいなら商用コンテナハウスに強い業者、住んだり別荘にしたりするなら居住用コンテナハウスに強い業者を選びましょう。

デザイン性については、業者ホームページの施工事例で確認できます。求めているようなデザインのコンテナハウスの施工実績があるか確かめてみてください。

デザイン重視の人におすすめのコンテナハウス業者3選

比較項目強み公式サイト
コンテナハウス2040.jp圧倒的なデザイン力で多様な用途に対応https://2040.jp/
モデルノデザイン独創性のあるデザインを取り揃えているhttps://www.moderno-d.jp/
IRON HOUSE TETSUYA鉄骨ユニットでよりクリエイティブに自由な設計が可能https://www.ih-tetsuya.com/

性能で選ぶ

安全性や機能性などにこだわりたい人は、提供するコンテナの性能で業者を選びましょう。コンテナの性能や内装・外装といった機能性は、施工会社によって異なります。

どういった機能を重視しているか、どういったコンテナを使用しているか、オプションはどのようなものが選べるかなど、詳しく確認しましょう。熊本は特に夏が酷暑になりやすいため、地域によっては断熱性能にこだわった業者を選ぶことをおすすめします。

性能重視の人におすすめのコンテナハウス業者2選

比較項目強み公式サイト
コンテナワークス建築業者に頼んだ安全性の高いコンテナハウスを提供https://containerworks.jp/
エムズホーム製造からメンテナンスまで一貫しておこなうノウハウがあるhttps://www.ms-home-k.jp/

コンテナハウスを使うメリット

コンテナハウスを購入する主なメリットは次の4つです。

  • 費用を節約できる
  • 納品が早い
  • 内装や外装にこだわれる
  • 耐久性・気密性が高い

以下で詳しく解説します。

費用を節約できる

コンテナハウスは1本100万円程度で購入でき、通常の建物を建設するよりも費用を抑えることができます。広さや高さによって価格は異なりますが、中古なら数十万円から購入できるものも多いです。

ただし本体価格のほかに、次のような費用がかかるので念頭に置いておきましょう。

  • 基礎工事費用
  • 電気・水道工事費用
  • 設備工事費用
  • コンテナ輸送費
  • 外装費(資材・工事費)
  • 内装費(資材・工事費)
  • オプション工事費

例えば飲食店にコンテナハウスを使用する場合は、業務用のキッチンなどの導入費用がかかります。一から建築するよりは安く済みますが、飲食店用のテナントを借りるよりは初期費用がかかることもあるため、見積もりを取って比較することをおすすめします。

納品が早い

コンテナハウスは一般的な建築よりも施工が早く終わることが多く、完成までの期間が短いこともメリットのひとつです。

施工が終了するまでの期間は4ヵ月から半年ほどが一般的で、早い業者だとエリアによっては2~3ヵ月で完成するケースもあります。納品までが早いことや移設できる点を鑑みて、被災地住宅として活用された事例もありました。

納期に条件がある場合は、早めにいくつかの業者に見積もりを出して間に合う業者を選ぶことをおすすめします。

内装や外装にこだわれる

コンテナハウスはデザインにもこだわることができます。元々の素材を活かした無骨なデザインはもちろん、希望によって外壁に装飾を施したり、木製のドアを設置したりすることも可能です。

デザインがある程度固定されてしまうイメージも根強いですが、さまざまな内装・外装に対応できる柔軟性も兼ね備えています。ただし、業者によってはこだわりの外装に対する技術を持っていない場合もあります。

デザインにこだわるなら業者の施工事例を確認するなどして、デザイン性のあるコンテナハウスづくりに強い業者を選びましょう。

耐久性・気密性が高い

コンテナハウスは高い耐久性を備えていることもメリットのひとつです。素材は鉄製で地震や火災にも強いため、災害時の仮設住宅やシェルターとしても注目されています。

コンテナハウスは法的には重量鉄骨造の建築物と認められており、法定耐用年数は34年です。しかしメンテナンスによっては40~100年の寿命があるといわれ、その耐久性能の高さは折り紙付きといえます。

また気密性が高いのも特徴です。冷暖房が効きやすく防音性能が高いため、楽器やバイク置き場など趣味のスペースとして使われるケースも多くみられます。

コンテナハウスを使う際の注意点

続いて、コンテナハウスを検討する際に気を付けたいポイントを解説します。

  • 設置すると固定資産税がかかる
  • 設置場所を選ぶ必要がある
  • 気密性が高く熱がこもりやすい

上記3つのデメリットを理解したうえで、コンテナハウスを導入しましょう。

設置すると固定資産税がかかる

コンテナハウスは法的に建築物と認められる建物なので、設置すると固定資産税の課税対象となります税率は通常の住宅と同じく評価額の1.4%で、次のように軽減措置があります。

土地にかかる税金建物(コンテナハウス)にかかる税金
・200平方メートル以下:評価額×1/6
・200平方メートル超:評価額×1/3
・床面積50平方メートル以上、280平方メートル以下:新築後3年間は税額が半額
・3階建て以上の耐火構造/準耐火構造:新築後5年間は税額が半額

土地に関しても税金の軽減措置があるので、節税対策として使っていない土地にコンテナハウスを設置するケースも少なくありません。

なおコンテナハウスと混同しやすいトレーラーハウスは、車両として移動できることを前提とするため固定資産税の課税対象外です。ただし自動車税が課税される場合があります。

設置場所を選ぶ必要がある

コンテナハウスは、設置するコンテナサイズによっては省スペースに建てられるのがメリットです。しかし、設置場所が省スペースでも、搬入可能な道幅の道路と隣接している必要があり、設置場所を選ぶ点はデメリットといえます。

コンテナハウスの設置場所を選ぶ際は次の点を意識しましょう。

  • 隣接する道路の道幅が広いか
  • 運搬経路にコンテナが通れない狭い道がないか
  • 吊り上げに邪魔になる電線や障害物がないか

業者によって対応できる設置方法も異なるので、相談してみるとよいでしょう。

気密性が高く熱がこもりやすい

コンテナハウスは鉄製の建物なので、気密性が高く熱がこもりやすいデメリットがあります。

気密性が高く防音性能に優れていますが、夏場は暑さ対策が必須です。熊本の夏は地域によって酷暑になりやすいので、断熱性の高い施工をしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。

ただし、気密性が高いことで冷暖房効率が良く、空調機器で冷やしたり温めたりすれば快適に過ごせることもメリットです。設置場所の気候について業者とよく相談し、適切な対策を施してもらいましょう。

コンテナハウスに関するよくある質問

記事の最後に、コンテナハウスに関するよくある質問を紹介します。コンテナハウス導入や施工会社選びに役立ててください。

コンテナハウスに電気は引けるの?

もちろん電気を引くことはできますが、別途で電気工事が必要です。電気工事は施工会社によって基本料金に含まれている場合もあります。その際は、追加料金を支払うことなく工事してもらえるので安心です。

別途で費用がかかる場合は、施工会社にそのまま依頼する方法と自分で電気工事業者に依頼する方法があります。しかし自分で依頼したからといって必ず安くなるというわけではないため、施工会社に依頼するのが一般的です。

住宅ローンは使えるの?

コンテナハウスも住宅ローンを使って購入することができます。ただし次の条件を満たさなければなりません。

  • 居住するためのコンテナハウスであること
  • 建築用コンテナのJIS鋼材でつくったコンテナであること

建築用コンテナを使う必要があるので、中古コンテナの改造などで建てるコンテナハウスの場合は審査に通らない可能性が高いです。

なお条件を満たせばフラット35の利用もできますが、建物の仕様を審査に通るようにする必要があり、建築費用が高くなる可能性もあります。

コンテナハウスの賃貸ってないの?

数は多くありませんが、コンテナハウスを使った賃貸住宅もあります。全国的に見ても少ないので、希望するエリアで見つかる可能性は低いでしょう。希少性が高いため、建てる場合には需要が高まる可能性もあります。

コンテナハウスを使ってアパートをつくるなどして賃貸経営をおこないたい場合は、投資物件としてのコンテナハウス施工に実績のある業者を選びましょう。

賃貸経営に興味がある人はこちらの記事もおすすめです。

まとめ

コンテナハウスは耐久性の高さや導入費用の安さから、さまざまな用途で活用されている新しい建築物です。倉庫はもちろん、住居やイベントスペース、店舗、飲食店など身の回りで見かける機会も多くなってきました。

紹介した業者をはじめ、熊本の施工に対応しているコンテナハウス業者は多くあります。見積もりまで無料でおこなっているところも多いので、導入に興味があればぜひ相談してみてください。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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